何人ぐらい来てくれるだろうと不安もあったのですが、総勢30人以上の参加で、にぎやかに、元気の出る集会になったと思っています。
私の出番は情勢報告。共謀罪の本質は内心を処罰すること。監視社会を強めること。「準備行為」も「一般人」も規定はあいまいで、結局捜査当局が決めてしまうこと。テロ対策にならないこと。などを話しました。そして最後に、戦前の治安維持法によって物言えぬ日本となり、侵略戦争に駆り立てた歴史の教訓を繰り返してはならない、と訴えました。
続いて参加者からのスピーチなのですが、当初は一人ぐらいしか予定していなかったものが、次々に手が上がり5人の発言となりました。
「国民に十分に中身を知らせないまま無理やり通そうとするのは許せない」「ダメなものはダメと自由に言える社会のためにも、私は共謀罪に反対する」「安倍首相は9条まで変えるといった。日本は戦争の歴史をきちんと学ぶべきだ。共謀罪は戦争への道につながると思う」―
子ども連れで参加した夫婦は「子どもたちに恥ずかしくないよう、自分の意見をしっかり持ち、しっかり発言したい。だから物言えぬ監視社会はいやだ!。みんなももっと声を上げよう」と訴えました。小さな子どもたちがマイクを握るお父さんにしがみつく様子に、こちらも胸が熱くなりました。
最後に、「共謀罪はただちに廃案」「共謀罪は絶対反対」とシュプレヒコールを上げ、集会を終えました。
テレビでは国会前などで反対集会の模様が流れますが、紋別では無理では…。そんな思いもあったのですが、やはり「黙ってはいられない」と考えている市民が多くいることを実感しました。
国会の舞台は参議院に移りましたが、たたかいはまだまだこれからです。諦めず、声を上げ続けよう。
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