先日、おふくろの13回忌を行いました。
久しぶりに里帰りした息子と娘、札幌の妹夫婦、紋別のいとこ夫婦といった身内ばかりの法要です。
あれから13年か、と思います。76歳でした。
父を早くに亡くし、晩年は耳が全く聞こえない状況でした。入院してから、あっという間に逝ってしまいました。
振り返ると、後悔が募ります。入院して間もなく、呼吸を楽にするため気管を切開し人工呼吸器を装着しました。その時から、話すことができなくなりました。
医師は、いずれ装置を外し、元のようになる、と言っていたのです。だから私も承知しました。
しかし、事態は好転しませんでした。最後まで、人工呼吸器は外せなかったのです。
何も聞こえないまま、話すこともできないまま……
何か言いたいことはなかったのだろうか。今もふとそんなことを思います。
あれから13年。めったに帰ってこない息子、娘が今夜はいます。おふくろに会いに来ています。久しぶりの一家団欒です。
おふくろ、ありがとう
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