2019年も早いもので、1月も終わろうとしています。
ちょっと時間がたちすぎましたが、皆さん、新年はいかがでしたか。
私は、昨年末から股関節に痛みが出て、病院に行っても骨には異常はなく、ただシップを貼るだけ。それでも、少しは楽になって来たようです。皆さん、身体にはくれぐれもご注意を。
そんな中、北見で映画を観てきました。大泉洋主演の『こんな夜更けにバナナかよ~愛しき実話』です。
筋ジストロフィーで重度の障害を持った鹿野靖明さんと、そのボランティアたちの壮絶な、そして真剣に「生」に向き合った歳月を描いた映画です。
当時、施設に入るか、病院にいるか、家で家族の介護に頼るか、それしかなかった中で、自立した生活を選んだ鹿野さん。
24時間介護が必要で、大学生を中心としたボランティアが総勢500人に及んだといいます。
わがままな鹿野さん。そう、夜中にボランティアに言った言葉が「バナナが食べたい」だったのです。
時には鹿野さんとぶつかりながらも、鹿野さんの生き方に共感しあい、影響を受けていったのです。
そんないとなみが、高畑充希演じるボランティアを通して描かれていきます。
最後まで「生きることをあきらめない」鹿野さんの決意と楽天性が大泉洋のキャラクターと相まって、重いテーマでもすがすがしく映ります。
42歳で亡くなった鹿野さん。障害者が自立することの難しさと可能性を身をもって示してくれたのです。
安倍首相も観たそうです。何を感じたのでしょうね。
その安倍首相ですが、正月のテレビで沖縄の辺野古新基地建設をめぐって「埋め立て地域のサンゴは移している」と述べたそうです。
びっくりです。移植したのは7万数のサンゴのうち、わずか9株だけ。今日も、赤土の土砂が辺野古の海に投入され続けています。
まさに、安倍政権はウソと隠ぺい、民主主義を踏みにじる強権政治の暴走です。
でもこれは、ウソと強権でしか政権を維持できない弱さでもあります。
こんな政治とは、一刻も早く「サヨナラ」しましょう。
この辺野古基地ですが、アメリカホワイトハウスに向けて「辺野古基地建設反対」の署名が行われ、私も署名に参加しました。
全世界から約21万筆の署名が集まりました。世界を巻き込んだ世論が大きな波になっています。
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