5月10・11日と原水爆禁止平和大行進の取り組みを行いました。
毎年恒例になっている事業ですが、8月6日の広島に向けて全国から核兵器廃絶を求める声を、行進という形でつなぎ合わせて一つにしていく取り組みです。
この日は、雄武町の福原峰雄町議と一緒に、雄武町、興部町、西興部村、滝上町、紋別市と訪問し、首長などと懇談。日本政府に核兵器禁止条約への参加を呼びかける署名などに、どこでも快く協力していただきました。
今まさにロシアによるウクライナ侵略が深刻さを増しており、プーチン大統領は核の使用さえほのめかしています。
日本国内でも、ウクライナ危機に乗じて安部元首相などは「核共有」を持ち出すなど、とんでもない動きも出ています。
ヒロシマ・ナガサキを体験した唯一の被爆国として、核兵器廃絶にむけたイニシアチブを発揮すべきが日本ではありませんか。
今回の訪問でも多くの首長と同じ思いを共有することができました。
ただ話はそれだけにとどまりません。
興部町の硲町長とは、バイオマス発電の話から厳しさを増す酪農業の問題と話題が広がり、高騰する飼料と安値が続く牛の価格で経営が行き詰まる事態もあり得る、と語っていました。
私にとっては初めて聞く話も多く、勉強になりました。
滝上町の長屋町長とは、ちょうど見ごろを迎えている芝桜について話に花が咲きました。
訪れたときは7分咲きでしたが、それでもやっぱり芝桜はきれいです。
こんな話もお聞きしました。滝上町では視覚障害者を対象にした旅のツアーを企画していると。確かに芝桜の香りは、それだけで十分に楽しめます。しかも、ホテルの従業員も介護の資格を取り、安心して安全に過ごせるように対応しているといいます。ハーブの街でもある滝上町。とてもいい企画だと感心しました。
紋別市の宮川市長とは、子育て支援策について意見交換。市内の子育てに関係する団体や個人とのネットワークができれば…。そんなことを話し合いました。
こんな形で、首長の皆さんと話すのは意外な発見もあり、楽しいものです。
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