2022年5月23日月曜日

「子どもをなんとか守ろうとする会議」

  5月19日、第一回の「子どもをなんとか守ろうとする会議」が開かれ、私も参加しました。

 今、子どもの置かれている現実は決して楽しいものばかりではありません。逆に、苦しみのほうが大きいのが現実です。

 紋別市でも不登校の児童生徒が、全国平均の倍近いという数字も出ています。

 でも、子どもたちは私たちの未来であり、社会の宝でもあります。だからこそ、今の現実を少しでも変えたい。子どもたちを守りたい。そんな思いから、この会議が始まりました。

 市長自ら先頭に立ち上げた会議でもあります。

 不登校、発達障害、DV、育児放棄、虐待、貧困、栄養不良、ヤングケアラー、学業不振、将来選択、居場所問題、避難所問題、行政の対応の不備、制度の不備 …

 テーマは尽きません。

 今回も、参加したメンバーからそれぞれに問題意識が語られました。それだけを聞いていても、問題の複雑さと多様さを感じます。

 スクールカウンセラー、弁護士、不登校の親の会、子どもの居場所づくりに係る関係者、発達障害児に係るNPO法人、子育て支援に係るNPO法人など、現に子どもたちと接している方々ばかりです。

 市の関係者は一人もいません。それが特徴でもあります。

 で、私がちょっと異質ですが…

 私も、子育ては市民みんなの問題、子どもは親の持ち物ではない、だからこそ社会全体で支援すべきもの。子どもを応援することは、街の未来を作ること。だからこそ紋別の街づくりの要であり、そのための人と金を惜しまないこと。子どもの貧困問題は、子どもに対する政治の貧困が原因。だからこそ、政治を変えれば変えられる。

 そんなことを言ったような気がします。

 市長の問題意識も強く、行政の機構だけでは限界がある、だからこそ民間の意見と知恵が必要だと感じている。存分に意見を聞かせてほしい。と…

 次回からはテーマを絞っての意見交換。まずは「不登校」から。



 

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