2月17日、お隣の興部町にお邪魔し、硲町長と推名副町長、それに多田興部国保病院事務長と病院問題で意見交換してきました。
これは、北海道社会保障推進協議会が行っている公立病院への訪問活動の一環で、特に昨年厚労省が病院の再編統合が必要として名指しした病院を中心に意見交換を行っています。
この日は、社保協の沢野事務局長と共産党の宮川潤道議も参加し、多岐にわたる熱のこもった議論となりました。
硲町長曰く「この病院は町民の命を預かる病院なんです。ここがなくなれば、行き場を失う町民が出る。興部の病院で早期発見し、2次病院に送り手術を行い、一定回復したら地元の病院に戻る。このネットワークがないと地域の医療は成り立ちません。ここがなくなれば、今度は名寄や紋別の病院が崩壊するでしょう。まずは、かかりつけの病院としてしっかり守りますよ」と、いつもながら歯切れのいい言葉が返ってきます。
そして「常勤医の二人の先生方が、本当によくやってくれています。その先生の思いを壊すことはできません」と
話は、新型コロナウィルスにも及びました。
事務長は「どういっても、この病院が最初の窓口になるな可能性が大きんです。どう対応するか、不安もあります。ですから、道などももっとしっかりした情報を発信してほしい。マスクや防護服などの備蓄についても、道として調査し対応していただければ…」と、胸の内を話してくれました。
その後、事態は進展していると思うのですが…
興部町国民健康保険病院 |
1億円を超える繰り入れを行いながら、病院を維持しています。これは簡単ことではありせん。そして、医者と看護師などのスタッフの確保。これも大変です。
しかし、地域でみんなが安心して医療が受けれら、暮らしていける環境を作ること、それは政治の仕事であり、もっと言えば、憲法の立場だとも言えます。
それに、目をつぶり、地域を壊す政治に、憲法違反の政治に未来はありません。
そんなことを感じさせてくれた、楽しい時間でした。
懇談後、立ち寄った「ミルクホール」のコーヒーとパフェで、ほっと心を落ち着けました。
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