ガリンコ号Ⅲ「イメル」 |
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「イメル」とはアイヌ語で光、稲妻の意味だそうで、全長45.55m、総トン数約370トン、速力16ノット、客席は3階建てで乗客定員は235席。2号より40人定員が多くなっています。建造費約10億円。
さっそく市民と一緒に見学させていただきました。
確かに2号に比べたら立派です。観光に期待も大きいでしょう。
ただ…。
私は議会でこの建造には疑問があると指摘しました。
というのも、議会には一切報告されず、ただ最初は議員の一般質問に答えるという形で新造船のことが語られるだけでした。
しかも、「2号」は古くなって使用できないから、という理由で建造されたものが、これも議員の一般質問に答える形で、2号も使い2隻体制で行く、となったのです。
さらに、建造にあたっての設計や費用などが、ガリンコ会社から市に正式に提案があったのは昨年の2月。その3月には予算化されているのです。
確かに、観光は大切な産業であり、街の活性化にも寄与します。
「交流人口の増加」「稼げる観光」…
ただ、この言葉が大手を振るう状況に違和感を持つのです。
新型コロナは、そんな観光にも影を落としています。全く先が見通せない状況に、戸惑いが深くなっています。
そんな中、1月19日、いよいよガリンコ号Ⅲ「イメル」はオホーツク海の荒海にデビューします。
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