6、合葬墓の整備について
〇野村淳一議員
次に、合葬墓の整備について質問いたします。
さきの議会で私を含め3人の議員が合葬墓の整備、建設を求める質問を行いました。これは既に合葬墓の
整備が市民の合意となっていることを意味していると考えるものです。
したがって、合葬墓整備に向けた具体的な動きを早急に進めるべきと考えます。
さきの議会でもさまざまな観点から検討するとしておりましたが、その後の動きはどのようなものか、現状と今後の方向性についてお聞かせください。
いずれにしても、合葬墓は多くの市民にとって重要な課題となっており、早急な整備を求める声がますます広がっていることを申し添えておきます。
【 答弁 】
〇宮川良一市長
次に、合葬墓の整備についてでありますが、さきに橘議員のご質問にお答えしたことでご理解を願います。
(橘議員への市長答弁~次に、合葬墓についてであります。
さきの第3回定例会で円角議員のご質問にお答えしたとおり、紋別仏教会より所属する寺院には既に合葬墓があるとお聞きしており、さらに公設合葬墓設置による遺骨の尊厳、祭祀の問題などにつきましてもご指摘を受けたところであります。また、公設合葬墓に関する市長への手紙が寄せられておりますことから、今後につきましては宗教法人に設置されている合葬墓の周知を図るとともに、議会においても議論が分かれるところでありますので、公設合葬墓の設置につきましては慎重に判断してまいりたいと考えております。)
【 再質問 】
〇野村淳一議員
合葬墓の問題なんです。
これ、実は先ほど橘議員の話を聞いて、さすが専門家なのでいろいろ勉強させていただきましたが、ちょっと認識をお聞きしたいんです。
私がこの合葬墓の問題を取り上げたのは、紋別に合葬墓がないと思ったからなんです。
多くの市民の方も、北見や網走であるので、紋別にはないんですかといって窓口に来た。そうすると、紋別はありませんと言われるんですよ。だから、しょうがなくて北見に行ったり、網走に行ったりしてるんですよ、今まで。だから、私はこの問題を取り上げてる。
だけど、今さっきの話じゃないけども、紋別市が何かいろいろな手続とって合葬墓つくっちゃってるんです、つくってるんでしょう、これ。紋別の認識はどうだったんですか、これ。合葬墓はあるの、ないの、どちらなんですか。
○伊藤剛・市民生活部長
お答えいたします。
先ほど橘議員のお話にありましたように、平成13年度に道の許可を得て、紋別市が同意して合葬墓は既に存在していたと。大変恥ずかしい話なんですが、その辺のところを把握しておりませんで、紋別には合葬墓がないということで当初対応していたということであります。まことに申しわけありません。
○野村淳一議員
ということは、市民に合葬墓は紋別にありますということで告知をしても構わないんですね。そういう状況なんですね、そういう意味では。
合葬墓といってもどんなレベルなのか、私はさっぱりわかりません。例えば、公設の合葬墓の場合は全ての市民が対象ですから、例えば納めるお金の問題も低廉ですよね。無宗教ですよ、そういう形でやっている、どんな宗派にもかかわりなく合葬墓というのは存在しています。そういう認識でよろしいんですか。
○伊藤強・市民生活部長
ちょっと敏感な施設なもんですから、言える部分と言えない部分があると思うんですが、とりあえず宗派にかかわらず受け入れていただいていると。金額につきましては、ちょっとこの場での具体的な金額は避けさせていただきますが、公設合葬墓と大差変わらない金額とお聞きしております。
以上です。
〇柴田央議長
時間ですので、最後の質問です。
○野村淳一議員
ああ、そう。
私は、やはり公設の合葬墓が必要だと私は思っています。というのは、やはり紋別市のお墓、紋別市民のお墓という形が私は必要だなというふうに思っています。
この紋別で生まれ、あるいは紋別へ嫁いできて、そしてここで働いて、ここで亡くなっていく、何かの事情でお墓を継承することができない、そういう人にとってこの紋別がつくった紋別市民のお墓、そこに私たちのお骨を納める、このことが私は意味があるんだろうなというふうに思っています。
幾つかのまちで公設のお墓をつくられています。そのときも、私もいろいろ調べてみたんですが、その中では年に1回首長さんがそこに出向いてお花を手向けるようなことをやってるところも少なくありません。
そういうような形で、紋別市民のお墓という形での公設のお墓というのが私は必要ではないのかなというふうに、私個人としてはそういう認識を持っています。
これからまた具体的な検討が始まるんだろうと思いますけども、合葬墓の必要性は十分認識されているというふうに思いますので、私の意見もぜひとも受けとめていただきたいと思います。
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