「はぐくみ」の設立総会 |
安倍首相が辞任しました。
持病の悪化ということなので、一日も早い回復を願っています。
テレビでは後継総理が誰になるか、そればかりです。
ただこの「アベ政治」の7年8か月を忘れてはならないと思います。
アベノミクスといいながら富を得たのは大金持ちばかり。
増えたのは非正規労働者と消費税。
モリ・カケ・サクラとウソと隠ぺいの忖度政治。
勝手に憲法解釈を変えて強行した「安保法制」。
そして極めつけが「アベノマスク」2枚。
こんな「アベ政治」の継承はまっぴらです。
国民の暮らしと命を第一にした政治を実現したい。強くそう思います。
この中で、子どもたちも大きな影響を受け、格差の拡大は「子どもの貧困」という形で現れています。
そんな中、紋別市に子どもたちのためのNPO法人が立ち上がろうとしています。
8月21日、その設立総会が行われました。
私もメンバーの一人として参加しました。
NPO法人の名は、「はぐくみ」。
子どもたちと保護者の交流や居場所づくり、イベントや学習など幅広く子育てを応援する組織です。
その設立趣意書にはこう書かれています。
「近年、子どもたちを取り巻く環境が厳しさを増していることは、事件報道等により社会問題として表面化されています。
その背景には経済格差の拡大によるかかわりの難しさ、ひとり親育児での肉体的・精神的疲労など、複数の要因が絡み合い問題解決は困難さを増しています。
『誰にも相談できない』『こんな理由ではお願いできない』と、孤立を深めている親子が少なくありません。
『あの人たちなら話せるし、聞いてもらえる』『安心して預かってもらえる』そんな場所や関係を必要とする多くの親子に『支え合いの育児』を実践し、広げたいと思っています」と。
メンバーの多くは、実際に子育て真っ最中です。
それだけに、自分たちの問題として思いも大きなものがあります。
そんな若者たちの熱意に私も打たれました。
今年はまず、子供用の衣服を中心にしたフリーマーケットを企画しています。
コロナの状況もありますが、10月11日、紋別市の緑町内会館で開催予定です。
「すべての子どもたちを社会全体ではぐくむ」ことを願い、あえて法人化して社会的な責任を果たそうとする彼らの決意を私も受け止めてながら、一緒に進めればと思っています。
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