10月11日、紋別市10緑町町内会館を会場に、子ども用品を中心のフリーマーケット『はぐくみマーケットinもんべつ』が開催されました。
すっきり晴れた秋晴れの下、会場には1時間も前から家族連れが訪れ、大きな賑わいとなりました。
この企画は今年2月に誕生した子育て支援団体「はぐくみ」が主催したもので、会としては初めての本格的な活動になります。
私もメンバーの一人として駐車場係を務めました。
これまでは、紋別市子育て支援センターが行っていたフリーマーケットですが、今年は新型コロナの関係で中止。
でも、子育て世代にとっては新品の購入は厳しいのが現実。そこで「はぐくみ」として開催することをきめたのでした。
感染予防のため入場人数を制限したり、入り口で検温、消毒も実施。会場内も順路を設定し、来場者ができるだけ密にならないように配慮しました。
この日のために1か月も前から不要な子ども服などの提供を呼びかけてきました。
その結果、集まった子ども服などが6000点にも及びました。反響の大きさに、会のメンバーもびっくりです。
町内会館の駐車場もすぐに一杯になります。この日、訪れた家族は100組にもなります。
服はどれも1点50円。チャイルドシートなどの大型品でも1点100円。
どの家族も、我が子が似合いそうな服を見つけるのに大忙し。かごや袋いっぱいに子ども服を購入していました。
別の部屋では「キッズコーナー」や「子育てカフェ」も開かれ、おいしいコーヒーもふるまわれました。
イベントは4時に終了。はじめは不安もあったものの、これほどの盛況になるとは…
これがみんなの本音だと思います。
本当に多くの市民に喜んでもらえたと思います。同時に、このような催しが求められているんだ、ということも実感しました。
そしてもう一つ、このイベントに協力、参加してくれた、特に子育て中のお母さんたちのパワーにも感服です。
この会は、NPO法人としての活動を視野に入れています。
社会的な責任と自覚をもって、子どもたちへの支援、親たちとの協働を目指しています。
コロナ禍の中、子育てにもますます格差と貧困が広がっています。
だからこそ、困ったときに気軽に声を掛け合える、相談し合える仲間として、みんなで子どもたちをはぐくんでいきたい。
今、夢が形になろうとしています。
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