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| 花咲港小学校 |
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| 高田校長による説明 |
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| 授業風景 |
根室市の花咲港小学校を視察してきました。
全校生徒10名の小規模校です。しかしここでは、全国でもまれ、全道でも唯一の教育実践を行っています。
それが「インクルーシブ教育です。
「インクルーシブ教育」とは、一般的に障害のある子どもとない子どもが共に学ぶ教育とされ、さらに根室市では、学習の進め方やペースの違いを一人ひとりの個性と価値観として認め、自分らしくあるための選択や決定を尊重する教育としています。
私自身、インクルーシブ教育の重要性や必要性を感じていましたが、それがどのように教育の現場で実践されているのか、なかなかイメージが持てないでいました。
そんな中、新聞記事で根室市立花咲港小学校の存在を知ったのです。
これは行くしかない。と決め、やっと視察が実現したのです。そして、驚くことばかりでした。
まず戸惑ったのが、根室市の教育長自らが説明に立ったことです。
波岸教育長曰く、私がこの仕組みをつくった当事者だからというわけで、インクルーシブ教育導入のいきさつや、その理解を広げる努力、教師や保護者との連携など熱い話が続きました。
次に、高田校長による実際の教育現場での実践が語られました。ここでも思いのこもった話に圧倒されました。
とにかく、これまでの学校教育との違いにびっくりの連続です。
まず、教室という概念がないのです。そのうえ、時間割もないのです。
あるのは、1・2年生の低学年ユニット、3年生上の高学年ユニットだけで、特に高学年は自分自身で時間割を考え、自分に合った順番と場所で学習を進め、教師はそれぞれの状況に応じて支援するという仕組みです。
ですから、学ぶ教科、順序、ペース、学ぶ場所を自ら選択して、学びを深めていく。
特別支援学級の児童も、当然専門的な指導を受けながらも、基本は同じ仕組みで、いつも同じみんなの中にいるのです。
次々出てくるびっくりする事例に、私も質問しっぱなし。
しまいには時間が足りなくなって、その夜も教育長のお誘いで場所を変えて意見交換へ。
地元の地酒「北の勝」を酌み交わしながら・・・
(「オホーツク民報」6月8日付 『野村淳一のかけある記』より)



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