最後の稽古が終わって記念写真 |
「出来心」を演じる「コムケ亭小陸」こと渡邊陸君 |
「寿限無」を演じる「コムケ亭智楽」こと古屋智貴君 |
教育委員会から落語の指導をとお願いされ、初めて子どもたちに会ったのが9月15日。それから4回、小向小学校に通い稽古をつけてきました。
はじめは、言葉も声も出ない状況から、一つ一つ課題を見つけて、一つ一つクリアしながら、最後にはもう立派に噺をこなせるまでに成長しました。
その前向きさには、こっちが感心させられました。
学芸会の会場には保護者をはじめ、地元の人たちや「小向寿クラブ」の方々など約40人が集まりました。
二人の晴れ舞台です。私も、わくわくドキドキです。
陸君は、間抜けな泥棒の滑稽話「出来心」。そして、智貴君はおなじみ「寿限無」。
二人とも、見事な出来でした。会場からも大きな笑いが起き、一安心です。
きっと、私の稽古だけでなく、家でも一生懸命練習したんだろうな、と思います。
私自身、貴重な経験になりました。そして、落語って楽しいものだな、とあらためて実感しました。
子どもたちも、できなかったことが一つ一つできるようになり、演じる楽しさを感じているようでした。
学芸会が終了し、最後に陸君、智貴君から学校で栽培した長ネギとピーマン、カボチャをプレゼントされました。
なんだか、名残惜しい気分です。二人にとっても、楽しく忘れがたい経験になってくれたらと思います。
地元新聞にも大きく報道されました |
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