2020年6月21日日曜日

コロナ対策第4弾~3億8000万円の支援策

 紋別市のコロナ対策第4弾が、6月2日の定例市議会開会日に可決成立しました。

 その規模、3億8000万円の大型補正となっています。

 その内容は

●高齢者対策 ~ 75歳以上の高齢者にマスク一人20枚を配布  4100人分  予算231万2000円

●保育所等対策 ~ 市立保育所・認定こども園の感染症対策経費補助  8施設  各50万円  予算400万円

●医療対策 ~ 休日夜間急病センター コロナ対策経費
 発熱外来用プレハブ診察室設置  予算76万2000円

休日夜間急病センターに設置された発熱外来患者用の施設
                                                    
●水産関係対策 ~ 水産加工場等に対する上下水道料金の
 補助   55社  3か月分  予算3035万円

●市内事業所への経済対策 ~ 小売業、サービス業、
 卸業、介護・障害者(児)事業所、飲食店など
   520社  一律30万円  予算1億5600万円

●市民生活対策 ~ プレミアム付き商品券の発行
  1万3000円の商品券を1万円で販売
   (地元商店6000円、大型店7000円)
     4万セット分     予算1億3307万円

●観光対策 ~ 紋別カントリークラブへの補助
    固定資産税2分の1補助  予算161万円

●高校生対策 ~ 高校生の家庭学習支援経費補助
    1人一律2万円 456人分  予算967万円

 そして、議会最終日の11日に提案されたのが

●子育て対策 ~ 市独自に児童手当に上乗せ補助
   1人2万円  2056人分  予算4112万円

 これら支援策に充てられる財源は、国のコロナ対策経費・地方創生臨時交付金1億4000万円と、「ふるさと納税」による寄付金を一部組み替えて2億4000万円をねん出し財源に充てています。

 私は質疑で、市内経済も市民生活も新型コロナによる影響は深刻であり、その対策としては一定評価できるとしたうえで、迅速な対応と簡便な手続きを求めるとともに、高校生や子育て世帯への補助金、商品券のプレミアムが生活保護の収入認定に当たらないのかただしました。

 市は、「議決後、ただちに周知し一刻も早く手元に補助金が届くよう努める」と述べるとともに、各補助金の支給は生活保護の収入に該当しないことを確認しました。

 市も、相当工夫し、努力して出してきた支援策。自粛も徐々に解除され、感染も落ち着いてきたようです。このままいけばいいのですが…。

 

 

 

 

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