紋別市はコロナ対策の第4弾として、コロナの影響を受けているであろう市内の小売・サービス業520社に一律30万円の補助を行うことを決めています。
小売店や飲食店、理美容店などをはじめ、利用者の減少で収入が減っている介護事業所や障害者施設も対象にするなど、積極的な支援策です。
しかも、面倒な手続きを必要とせず、一刻も早く手元に資金を届けようとするもので、その点でも評価できるものです。
でも、問題がないわけではありません。
520社以外にも、実際コロナの被害で収入が減っている事業者が少なくありません。
というわけで、私のもとにも数人から相談がありました。
「なぜ、支給の対象にならないのか」というものです。
そして、その多くが「これまでがんばってきたのに、ちゃんと税金も払ってきたのに、なぜ外されたんだろう。なんだか、自分の仕事が否定されたみたいでさみしい」というものでした。
その都度、市長や担当部署に要請に行きました。
担当からは、ほかにも同じような要望が来ており、再度検討している、との回答。
私は「なによりも、実際にコロナで影響を受けている方への助成をしっかりすることだ。第5弾、第6弾と機敏に手を打ってほしい。一社たりともつぶさない、その覚悟で努力をしてほしい」と改めて要請しました。
自粛は解除されても経済はまだまだ回復しません。
貯えも底をつきかけています。
それを下支えするのが政治です。
これ以上、「自己責任」にはさせられません。
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