2020年1月16日木曜日

名寄「ここほっと」にホットして



 名寄市でもう一つ「ここほっと」にお邪魔しました。

 「ここほっと」は、名寄市社会福祉協議会が運営する多分野・多世代地域活動拠点とファミリーサポートセンターを併設した施設で、西條名寄店の一階に開設しています。

 実は昨年、紋別市でファミリーサポートセンターを突然廃止するとなったとき、この「ここほっと」に問い合わせし、いろいろとお話をうかがったのです。

 電話でしたが、その時の担当者が快く対応してくれて、「気持ちの良い人だな」と思っていました。

 そんなこともあり、顔を出させていただきました。

 そこにいた担当者のIさん。私のことを覚えていてくれました。

 施設の中には、子どものためのスペースがあり、子育てのサポートとして活用されているといいます。

 それ以上に驚いたのは、実に多彩な市民が入れ替わり立ち代わり次々訪れることです。

 ご婦人たちが「ふまねっと」の指導に出かけると打ち合わせをしていたり、買い物帰りにふらっと立ち寄ったり、奥のスペースでは障害をもたれた青年が一心に絵を描いていたり、まさに居場所になっているのです。

 ときには小学生が立ちよって宿題をしたりすることもあるそうです。

 午前中は、様々な心配事に対応する相談員も常駐しているそうです。 

 Iさんの気さくな笑顔もまた、人を引き付ける魅力があるように思いました。
 
 「居場所づくり」― この課題が大きくクローズアップされています。社会的孤立を防ぐ。気軽に、いつでも顔を出せる場所。心がホットできる場所。それが本当に必要だと思います。

 「ここほっと」は、そんな姿を見せてくれました。 



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