〇野村淳一議員
次に、合葬墓の整備についてお尋ねします。
私はこの間、繰り返し合葬墓の整備を求めてきましたし、他の議員からも提案がなされてきました。紋別市としても一つの選択肢として合葬墓整備が浮上していたと思います。
それが昨年の12月の議会で、民間の合葬墓があるので公的合葬墓については慎重に対応すると述べられました。
その中でも私は紋別市民のお墓としての公設の合葬墓の必要性を訴えました。その後も私のもとに多くの市民から公設の合葬墓の整備を求める要望をいただきました。
紋別市は供養という意識が薄れるとも述べましたが、要望をいただいた中には、その場所に桜の木があり、ちょっとした公園のようで、みんなが、家族が、市民が集えるような合葬墓があればと語ってくれたご婦人たちもいました。
多くの方は亡くなった方への思いをかみしめています。合
葬墓の整備は今や時代の要請でもあります。その後の検討とあわせ、市民のお墓として公設の合葬墓の整備を重ねて求めるものですが、紋別市の見解と対応をお聞きするものです。
【 答弁 】
〇宮川良一市長
次に、合葬墓の整備についてであります。
さきの平成30年第4回定例会で議員のご質問にお答えいたしましたとおり、宗派などの制約がなく、経済的な負担も少ない民間の合葬墓があることから、公設合葬墓については整備を見送っているところであります。
合葬墓を公設で整備することにつきましては、少なくとも本市では意見が分かれるところであることから、両方のご意見とも尊重すべきと考えておりますので、今後とも慎重に対応してまいります。
【 再質問 】
〇野村淳一議員
合葬墓ですが、これも同じなんですよ。残念です。
公設の合葬墓については意見が分かれた、慎重な対応が必要だというふうに言っていますが、どうなんでしょう、ぜひ市民の皆さんの声を聞いてほしいと思うんです。
これ富良野市ですが、平成29年に市民的なニーズが高まってるもとで市民アンケートなどを実施しています。
そのようなこと、何か実施するとか、そのような計画は何かありませんか。
○清水博昭環境生活課長
今富良野市のアンケートの問題とかありましたけれども、この問題に関しては合葬墓ということで、公設の合葬墓につきましてはここ数年来、非常に設置事例が増えたと。
以前から20年、30年前から先進的な都市でやっておりますけども、少なくとも公設合葬墓、民間を除きまして、これ
についてはまだまだ公共については浅い歴史があるかなと思います。
そういった意味で答弁書のほうにも書かせてもらったとおり、両方の意見、要するに遺骨への尊厳という、まずこれは仏教会さんの意見ですけども、そういった部分であるとか、市民の方の強い要望、これについても各議員から私のほうに伝わってきます。
これどっちのお考えも、私としては紋別市が間違えてるというふうには考えておりませんので、そういった状況なので慎重に判断したいと。
そういった中でアンケートという部分もあるんでしょうけども、アンケートにつきましては、これは非常に興味のある方は記載なさるんでしょうけども、アンケートをとっても余り無関心な方には伝わっていかない、あるいは若い方に関してはまだまだ先の問題ということでなかなか伝わっていかないなど、とり方にもよるんでしょうけども、現在のところアンケートを実施する考え方についてはございません。
○野村淳一
それならどうするんですか。慎重に対応するという答弁で終わってるんですが、どうするんですか。
○清水博昭環境生活課長
これは去年の第4回定例会の繰り返しになりますけども、民間のほうに墓地の経営許可ということで合葬墓をやっております。
墓地埋葬法の経営許可につきましては、当然のことながら
基本的に宗教法人など永続性のある団体ということで、公共のほうとしては埋蔵施設、あるいは埋葬施設が現在の墓地需給状況に見合ってるかどうか、あるいは国民の宗教的な感情を見合わせまして設置許可というものを出すような格好になってございます。
現在のところ民間でやってるものについて、もう当然のことながら十分な審査、永続性でありますとか経営上の問題点、あらゆる問題をクリアしてますことを紋別市については、繰り返しになりますけども、合葬墓について言えば需給状況については逼迫してないということで、そういう意味で整備は見送ってるような状況にございます。
○野村淳一議員
いろんな話になるんでしょうけども、ただ現実問題としては、相当やっぱり市民的には要望もありますし、それから強い願いもあります。この問題はまた改めて機会があればと思います。
2020年1月8日水曜日
コムケ湖をラムサール条約に登録を~2019年第3回定例市議会一般質問②
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| コムケ湖 |
〇野村淳一議員
次に、自然環境の保全に関して質問します。
1つは、コムケ湖のラムサール条約登録についてです。
この問題は、昨年の第2回定例会でコムケ湖のラムサール条約登録を進める立場から紋別市の取り組みについて質問いたしました。
その際、宮川市長は利害関係者の考え方に隔たりがあることから手続を進めるのは難しい現状にあると答弁されました。
しかし、少なくとも平成25年度までは市政執行方針の中で、コムケ湖のラムサール条約登録については次期締約国会議に向け、産業や観光など地域活性化に結びつけるワイズ
ユースの視点に立ち、地域総意の取り組みになるよう努めると極めて前向きな姿勢を示していたと考えます。
まず、この考え方は今でも変わらないのかどうか、市長のお考えをお聞きします。
現段階では利害関係者の考え方に隔たりがあるということでしたが、その主な内容は何なのか、お聞きします。
考えられるのはラムサール条約の登録によって、漁業、農業における新たな規制が発生するのではないか、事業に支障が出るのではないかという懸念だと思います。
そこでお聞きしますが、ラムサール条約の登録によってコムケ湖に何か新たな規制がかかるのかどうか、紋別市ではどのように理解されているのかをお示しください。
市長は、さきの答弁で厳しい現状にあるとしつつも、引き続き関係団体の意見を伺っていくとしました。その後の動きと取組状況についてお聞きします。
コムケ湖の持っている国際的な規模での潜在的価値は述べるまでもありません。
ヘラシギなどの絶滅危惧種といわれる鳥類の観察や、オジロワシ、タンチョウの繁殖、常時1,000羽を超えるオオハクチョウの飛来など、コムケ湖の自然環境は極めて貴重であり、国際的にも重要です。
さらに、サンゴソウなど貴重な海浜植物群も存在しています。ラムサール条約の登録条件は完全に満たしているのです。
ラムサール条約を登録したからといって、何かが大きく変わるわけではないでしょう。しかし、その登録によってコムケ湖は世界的に認知され、世界的な存在になるのです。
ラムサールの名は産業や観光など、あらゆる地域活性化に結びつけることも大いに期待できます。そして、紋別市の新しい誇りともなるでしょう。
文字どおりコムケ湖を賢く活用するワイズユースの視点に立ち、ラムサール条約の登録に向けた地域総意の取り組みを進めるよう重ねて求めるものですが、いかがお考えかお尋ねします。
2つには、自然環境の保全と環境調査についてです。
平成25年度に策定された紋別市環境基本計画には、紋別市の責務としてコムケ湖やオムサロ原生花園などの貴重な生態系を維持するため、自然環境や景観保持に努めると明記しています。
この内容は当然今も生きています。コムケ湖やオムサロ原生花園の環境や景観保持について、どのような取り組みを行っているのかお尋ねします。
私は昨年の6月議会で、紋別市の豊かな自然環境を保全するためにも本格的な環境調査と体制づくりが必要ではないかと指摘しました。
その際、市の答弁は、所管する部署について今後に向けて検討するというものでした。その後、どのような検討がなされ、どのような体制となったのかお知らせください。
オホーツクの流氷と自然を守る寄附金には、森林、湖沼、河川等の環境保全、啓発等に関する事業という寄附項目があります。その項目に対しても多くの方から寄附が寄せられています。
コムケ湖とオムサロ原生花園は、まさに湖沼、河川、そのものであり、その保全に期待を寄せ、寄附する方も少なくないでしょう。
この寄附事業がコムケ湖やオムサロ原生花園の環境保全事業にどのように活用されているのかお聞きします。
【 答弁 】
〇宮川良一市長
次に、自然環境の保全についてであります。
1点目のコムケ湖のラムサール条約登録に係る市の考え方につきましては、平成30年第2回定例会において議員のご質問にお答えいたしましたとおり、条約の登録に向けては地元の利害関係者の合意形成が大前提でありますが、各関係団体や関係者の方々の考え方に隔たりが見られるなど、直ちに条約登録に向けた手続を進めることは困難な状況にあり、引き続きご意見を伺っていく必要があると考えております。
考え方の隔たりにかかわる主な内容としては、条約登録に伴う規制の強化や生業への影響に対する懸念、条約登録によって生じる効果やその必要性についての見解の相違などであります。
条約登録による新たな規制の有無につきましては、現在コムケ湖を含む周辺地域は北海道による鳥獣保護区の指定を受けておりますが、条約登録を目指すためには国による鳥獣保護区への指定変更及び鳥獣保護区内における特別保護地区の
設定が必要となります。
これらの指定に伴い、特別保護地区において工作物の新設や漁場造成等を行う場合には、その規模等に応じて新たに環境省に対する許可申請が必要となるなどの新たな規制が生じることとなります。
市の取組状況につきましては、改めてラムサール条約についての理解を深めることを目的に、先月オホーツク総合振興局の職員を講師として招き、条約の概要や登録までの流れ、規制の内容などについての勉強会を開催し、自然保護団体、産業団体、市職員など約30名が参加したところであります。
今後に向けてはラムサール条約の登録には地域の合意形成が何よりも重要であり、そのためには関係団体相互における積極的な意見交換を行い、それぞれの立場の違いやコムケ湖の保全と有効活用に対する理解を深めることが不可欠であると考えております。
市といたしましては、引き続き各団体や関係者の方々の意見の歩み寄りが図られるよう努めてまいります。
2点目のコムケ湖における自然環境の保全の取り組みにつきましては、従前から行っている定期的な湖沼水質調査、巡回、観察活動、外来植物除去やごみ清掃等の環境保全業務の市民団体への委託、ごみ回収などの活動支援、環境整備に関する補助などを行っております。
所管する部署の検討内容と体制につきましては、自然環境の保全は河川、湖沼の水質調査業務を担う環境生活課環境保全係が担当し、本年4月からはコムケ湖地域環境保全に関することを事務分掌に明記しております。
コムケ湖やオムサロ原生花園の環境保全事業に対するオホーツクの流氷と自然を守る寄附金の活用状況につきましては、コムケ湖の水質調査に要する経費に継続的に活用させていただいております。
【 再質問 】
〇野村淳一議員
次に、ラムサールについてお聞きします。
答弁は前回と全く変わりませんでした。ちょっと残念です。
もう一回、改めてお聞きしたいんです。紋別市の姿勢についてお聞きします。
平成25年に紋別市環境基本計画というのが策定されました。これ環境基本条例ができて、それに基づいて環境基本計画が策定された。
これは市民も含めた策定委員会がつくられて、当時会長は青田昌秋さんでした、オホーツク流氷科学センターの。
非常にエネルギッシュに、そして非常にリーダーシップを発揮されて、環境基本計画ができた。私も二、三回、それに傍聴に行ったことを覚えています。
その環境基本計画の中で、この自然環境の問題の項で、紋別市の責務としてこう書かれている。コムケ湖についてですよ。『関係各団体の理解協力のもと、ラムサール条約登録を推進します』って、これ述べています。
明確にラムサール条約を推進するというのが、この基本計画の中身、これを市の責務として平成25年に策定しています。この計画はいまだ変わってませんよね、変わってるはずがないんですね。これが基本方針だということで確認した
いんですが、よろしいですか。
○清水博昭環境生活課長
お答えいたします。
環境基本計画におけるラムサール条約の議論につきましては、当時そういった議論がなされましたわけでございまして、その考え方については変わってません。
今市長の答弁にもございましたとおり、関係者といいますか、利害関係者の方々もなかなかの意見の食い違い等があるということで、今後とも歩み寄るような形で進めていければということで取り組んでいる現状でございます。
以上でございます。
○野村淳一議員
わかりました。じゃあラムサール条約を推進する立場に変わりはないということで確認をしたいと思います。
じゃあ、それでどうするかという話になるんです、次にね。次の取り組む行動は。
それで、先ほど市長の答弁があったんだけど、勉強会、説明会というのは道の職員が来てやられたと、ついこの間です。私も参加させていただきました。いろいろと説明がありました。一番懸念されるのは、ラムサール条約による新たな規制が起こるんではないかという話だと思います。
確かにラムサール条約になると、国の特別保護地区に指定をされます。しかし、そこで開発というのは今の事業とは何も変わりありませんよ、そのことを確認されたと私は思ってます。
新たな開発をしようとするときに規制されるのは何かとい
ったら、その鳥獣に対して重大な侵害のおそれがある場合に、これが許可されない可能性があるんです。それが国の特別保護地区の規定なんです、許可されないというのは。
コムケ湖を全部埋めたりされるなんてそんなような話全然出てこないので、私は基本的には今のままで十分できるし、産業活動と自然保護関係は共存できると思っていますが、改めて認識を教えてください。
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○副議長(鈴木敏弘君) 富樫企画調整課長。
○富樫豪志企画調整課
お答えいたします。
特別保護地区の設定に伴いまして新たな規制が発生するということで、ただ場合によっては、内容によっては許可を要しないものもございます。これは野村議員ご承知のことでご質問されていると思います。
ただ、規制が新たに発生するのではないかという懸念と生業へ対する懸念という部分が何かという部分は、例えば環境省のほうでかねてから幾度とともなくご説明をいただいておりますけれども、具体的な規制が発生するか、許可を要するかどうかの判断については、個別の具体的な案件が出てきた時点で個別に判断するという部分がこれまで環境省のほうから説明がされていると思います。
この説明に対して、説明の内容は理解できても、それによって、では生業に対する懸念は払拭されたのかというと、団体によってはそういう理解がなされていないというところがございます。
したがって、そういった部分で意見の隔たりもありますし、野村議員がおっしゃられるとおり、共存ができるのかもしれませんけれども、地域の合意形成というのが大前提になっている以上は、そのあたりの懸念が払拭されて、意見の歩み寄りを図るという部分が最も重要ではないのかなというふうに考えてございます。
以上でございます。
○野村淳一議員
もちろん基本はそうです。やっぱり歩み寄って合意というのが前提です。これがなければ前に進むわけにいかない、これもそのとおりです。
なので、ぜひ合意をとるように、私から見ればですよ。私から言えば、ぜひ合意をとれるように働きかけをしていただきたいと思うんですが、先ほど市長のご答弁にもあったように、歩み寄りに向けて働きかけをこれからもしていきたいというご答弁でした。何か具体的に考えられていること、検討されていることがあれば教えてください。
○富樫豪志企画調整課長
お答えいたします。
8月末にも野村議員もご出席のもとで勉強会を開催いたしました。その場でも考え方を、異なる考え方を現状ではお持ちになられている団体の方々もお集まりの上で勉強会を開催したんですけれども、そういった中でも意見の歩み寄りがあれば、なおよかったのかなというふうにも思います。
今後も定期的に私のほうでも、団体のほうの意見を伺う機会があればぜひ伺っていきたいと思いますし、歩み寄りを図っていくためには、市だけではなくて団体の方々みずからがそういった姿勢を持ちながら意見交換を重ねるということも有効なのではないのかなというふうにも思ってございます。
以上でございます。
○野村淳一議員
そういう取り組みをこれから地道にということだと思います。わかりました。
私としては、これ実は2021年に第14回の締約国会議というのが開かれて、そこでラムサール条約の登録というのが世界的に出てくるんですね。
できれば紋別のコムケ湖も、そこでラムサール条約に実に登録するということができれば一番いいかなと思うんです。そうなると、時間的にはあと一年しかないので、今がぎり
ぎりだということで、そういう取り組みをされてると思うんです。
今言ったように、まだ時間の問題ではないので、それはそれで歩み寄っていく、もっと時間をかける必要があるのかな、私もそう思います。どちらにしても貴重なコムケの自然環境をどう保全するかということでは、これからもともに力を合わせていけるかなと思っております。よろしくお願いしたいと思います。
課題多い『幼児教育・保育の無償化』~2019年第3回定例市議会一般質問①
| 紋別保育所 |
○野村淳一議員
最初に、幼児教育・保育の無償化についてです。
いよいよこの10月から無償化がスタートします。幼児教育・保育の無償化は子育て支援として当然実施すべき政策ですが、それを結局子育て世帯に負担を強いる消費税増税とセットで進めることは、真に子育て支援策とは言いがたいものです。
そこで、10月からの無償化実施に当たり何点かお聞きします。
この幼児教育・保育の無償化の対象となるのは、幼稚園、保育所、認定こども園を利用する3歳以上の全ての子供たちです。
一方で、ゼロ歳児から2歳児までは住民税非課税世帯の子供のみが対象となっています。すなわち全ての子供たちが無償になるわけではないのです。これはどうしてなのでしょうか、その理由をお聞きするとともに、紋別市内で無償とならない対象者は何世帯、何人いるのかお聞きします。
一方で、ゼロ歳児から2歳児までは住民税非課税世帯の子供のみが対象となっています。すなわち全ての子供たちが無償になるわけではないのです。これはどうしてなのでしょうか、その理由をお聞きするとともに、紋別市内で無償とならない対象者は何世帯、何人いるのかお聞きします。
いわゆる未満児と言われるこの年齢の子供の保育料は極めて高いものです。このまま有料でいいのか疑問を持ちます。紋別市として何らかの対応が必要ではないのでしょうか、いかがお考えかお尋ねします。
保育料が無償化となる反面、新たに保育所の給食費、いわゆる副食費が実費負担となります。今までなかった負担です。まず、その金額は幾らになったのかお知らせください。
ただ、年収360万円以下の世帯は免除になるなど、これまでより複雑な対応が必要になります。保護者に対する請求事務や徴収管理、あるいは滞納対策など、新たな負担が現場にかかるのではないかと危惧するものです。それでなくても各施設では保育士不足が深刻です。紋別市としての対策と対応をどのように考えているのかお聞きします。
今年の3月議会で述べましたが、給食の提供は保育と食育の一環として行われるべきであり、保育料の一部として公費で負担すべきものと考えます。改めて副食費無料に向けた新規助成を求めるものですが、いかがでしょうか。
参考までに、管内で副食費の無料化及び助成制度を実施する予定の市町村についてお知らせください。
紋別市は保育料について、従来から子育て世代の保育料負担をできるだけ軽減するため、国の基準の利用料負担区分の8階層から25階層に細分化して、保護者の保育料を軽減するとしてきました。
そこでお聞きします。これら紋別市の軽減策として独自に支出した金額は年間どの程度なのでしょうか。さらに無償化に伴い、これらの金額が不要になる、浮くことになると考えます。
当然それらは保育の充実、子育て支援に活用されるべきと考えますが、いかがお考えかお聞かせください。
【 答弁 】
〇宮川良一紋別市長
それでは、野村議員のご質問にお答えいたします。
初めに、幼児教育・保育の無償化についてであります。
1点目の無償化の対象とならない児童につきましては、全ての子供が無償化とならない理由は国が3歳未満の待機児童の解消を最優先とするため、無償化の対象を3歳未満の子がいる非課税世帯に限定したもので、さらなる支援は少子化対策や乳幼児期の生育の観点から安定財源の確保とあわせて検討するとしております。
無償化の対象とならない3歳未満の子がいる住民税課税世帯は、令和元年9月1日現在70世帯、75人でありますが、平成29年度から実施している多子軽減を継続して実施することで、第2子以降の保育料が無償となる世帯が41世帯、46人となることから、無償化の対象とならない世帯は29世帯、29人となります。
また、この29人につきましても、本市では国徴収基準の8階層を25階層に細分化した保育料の軽減対策を継続して実施するため、現段階では新たな軽減対策は考えておりません。
市立保育所における副食費の金額につきましては、国で示されている月額4,500円が目安とされておりますが、保育事業を実施している2カ所の幼保連携型認定こども園と調整の上、当面月額4,000円といたします。
副食費に係る請求事務や徴収管理、滞納対策などにつきましては、現在も認定こども園では同様の業務を行っているほか、指定管理者も円滑に事務を進めていくと伺っておりますことから、現場での混乱は生じないと考えております。
2点目の利用者負担となる給食費への助成につきましては、副食費無料に向けた新規の助成につきましては、国の原則にのっとり、食材料費は在宅で子育てをする場合でも生ずる費用であることから、現段階では国に先行した副食費の無償化は考えておりません。
オホーツク管内市町村の副食費に係る助成状況につきましては、1市9町が無償化し、2市6町村が無償化しない状況であり、全道の状況では5市が無償化の予定であり、7割の市が国基準の4,500円にする予定と伺っております。
3点目のこれまでの保育料軽減策の財源活用につきましては、市の軽減策として独自に支出してきた過去3年間の3歳から5歳までの年間保育料につきましては、平成28年度3,588万7,320円、平成29年度3,522万8,300円、平成30年度3,473万8,830円を支出しております。
無償化に伴い、その全額を保育の充実、子育て支援に活用することにつきましては、今後保育以外の子育て支援策を含め、庁内で協議を進めた上で総合的に判断してまいります。
【 再質問 】
〇野村淳一議員
それでは、何点か再質問させていただきます。
最初に、幼児教育・保育の無償化についてです。
これ無償化といっても、なかなか複雑なんですね、これね。最後に言ったように、副食費というのも自己負担というのが出てきました。
ちょっと改めて確認させてください。私、保育料の問題で、今まで紋別は保育料金を軽減するために、紋別市としてそれなりの努力をされてきたことは理解をしています。そのための紋別市の独自の金額は幾らなのかとお尋ねしたんで、市長の答弁では2,000万円だか、3,000万円だかの話が出てきたんですが、この金額でいいんですか。
いや、紋別市が独自に軽減している金額は幾らなんですかと聞いてるんです。
○北西忠宏児童家庭課長
お答えします。
市長答弁での助成金額につきましては、今回無償の対象とならない3歳から5歳までの助成金の金額をお示ししております。
○野村淳一議員
ちょっと理解が難しいな。私が聞いたのは、紋別市は保育料金に対して国が8階層、紋別は25階層で、その分保育料金の軽減を図ってるってずっと言ってきました。
それは国が、この保育料金というのは公費が半分で、半分は保護者負担ですね。そのうちの半分の半分は、国あるいは道と市がそれぞれ持ち合います、保育料の公定価格というのを。
それで、紋別市は独自に軽減策を組んでいるというんだか
ら、そうやって軽減してきたんでしょう。紋別市がそのために持ち出していた金額は幾らなんですかと聞いてるんです。
それは私の質問でちょっとそごがあったのかな。今その数字はすぐ出てきませんね、じゃあ。
○北西忠宏児童家庭課長
先ほど市長の答弁で平成28年度であれば3,588万円、平成29年度では3,522万円、平成30年度には3,473万円とお答えしたんですけども、この金額につきましては市の助成している金額でありまして、国基準のもとの金額から保育料を引いて市が助成した金額になります。
○野村淳一議員
ああそう、数百万円かと思ってたんですよ。すごいね。
じゃあ、今回はどうなの。だから、簡単に言うと、今回無料化になって、その分紋別市は支出しなくても済むという金額と理解していいんですね。
○北西忠宏児童家庭課長
保育料の軽減に伴いまして、今回の軽減策がなくなるということになります。
○野村淳一議員
軽減策がなくなるわけだから、今までの支出は要らないということになるわけですよ、そういうことです。だから、これを子育て支援策に使うという話でしょう。いろんなことができますね。ちょっとわくわくしてきました、ちょっと私。これからいろんなことを言えるような気がしてきて。
その1つ目ですよ、この副食費です。管内で1市9町が、今までどおり町があるいは市が無料にするということ、1市というのはこれ北見市です。北見市は副食費を取らないということになるということでありました。
これ今4,000円という計算をされる、1食4,000円ですね。これ年間にしたって、4,000円ですから5万円弱ですよ、1人が。
1年間で対象になる児童が何人いるか。いろいろ計算があっても、100人いたとしたって500万円で済みますよ、無償にしても金がかかるのは。数千万円というお金の余裕が出たという話を伺ったので、お金の問題じゃないですね、これ。
言ってみれば、副食費というのは新たな負担になります。今まで保育料に含まれたんですよ。今までも負担はしていたわけですけど、やっぱり保育の一環としてこの事業というのを無料にするという取り組みはすべきだというふうに思いますが、改めてちょっと、お金の問題じゃないということはわかりましたんで、もう一回教えてください。
○長谷川恒保健福祉部長
私のほうからお答えさせていただきます。
今ちょっと担当課長のほうから答弁ございました。今まで階層を25段階ということで分けていた部分で3,500万円程度の金額が生じてきてるという部分でございます。
実際、市長の答弁にもございましたとおり、今子育て支援の部分では市としても力を入れている部分がございますし、今後も当然力を入れていくというような部分で考えているところでございます。
ただ、昨日も青木議員の答弁の中でもございましたけれども、まず今貧困家庭の部分で、紋別市的にもちょっと数字的には高いレベルの部分がございます。そういう部分で貧困対策も含めて子育ての部分、全般的に中で総合的に今後庁内での議論を踏まえて、どういう形で使用していくか、今後金額等を使用していくかという分を内部でいろいろ議論して進めていきたいなというふうに思ってるところでございます。
以上です。
○野村淳一議員
どちらにしても今その金額の話が出ましたから、これ今部長が言ったように、子育て支援に新たな事業として必ず上積みして、事業を拡大するという方向でやってくださいよ。
今までにそれを子育て支援にいって、その分が入ったので違うところにお金が回るなんてことしないで、今貧困対策と言いましたが、そういう事業も含めて、ぜひ私が今提起した副食費の無料化の問題についても必ずメニューに入れて、ぜひこれからも検討していただきたいというふうに思います。
2019年11月23日土曜日
津別町の社協で、福祉相談所「ぽっと」を学んできました
11月11日、共産党の遠紋地域の地方議員のメンバーで、津別町の社会福祉協議会にお邪魔してきました。
ここでは、引きこもりの人など社会的に孤立している人への支援を、地域ぐるみで取り組みを実践し、今、全国からも注目されている社協です。
その仕掛け人でもある事務局長の山田英孝さんにお話を伺いました。
過疎化と高齢化が進む中、地域の住民と福祉の専門職とが協働する総合的な相談体制を作ることができないかー。
それが第一の動機だったといいます。
そのために平成27年、住民の生活実態をつかむための調査を開始。半年をかけ約500件を訪問し対話を続けました。
その中で見えてきたものの一つに「引きこもり」がありました。
調査の結果、2%、約50人が長期に引きこもっていることが分かったのです。
そこで取り組んだのが、身近な福祉相談所「ぽっと」の開設でした。
2つの自治会を舞台に、地区の世話人さんと社協の専門スタッフが組んで、実態調査をもとに地域の課題を協議し共有化を図っていったのです。
町内での「うわさ話」を単なる「うわさ話」に終わらせず、それを手掛かりに組織だった取り組みや支援につなげてゆく。
引きこもっている当事者へは専門職のスタッフが対応し、母親への支援は地域のメンバーがサポートする、など具体的な成果も上がってきています。
山田さんは言います。
「引きこもりや貧困などの生活課題は、深刻化すればするほど解決に時間がかかります。その前の予防支援が大切なのです。身近な福祉相談所は、その大きな力になっています。一人一人を大切にする優しい地域づくりを目指しています」と。
それらの言葉に、人への思いやりと凛とした心根を強く感じました。
2時間半にわたる熱の入った意見交換でした。
「そうか、社協って、こんなことができるんだ」-参加した議員の共通した感想でした。
長崎紀行
11月のはじめ、妻と長崎に旅行に行ってきました。
念願だった原爆資料館と平和公園。山王寺の一本柱の鳥居
念願だった原爆資料館と平和公園。山王寺の一本柱の鳥居
そして、グラバー邸やオランダ坂。大浦天主堂に中華街。
出島に眼鏡橋、と長崎を堪能しました。
西洋文化と中国の影響。隠れキリシタンの痛ましい歴史。
軍艦島などの近代化の遺産。そして原爆による破壊と悲しみ。いろいろな顔を持つ長崎はとても刺激的で、心に残る街でした。
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| 黒崎教会 |
そうそう、妻の念願だった『自由飛行館』にも寄りました。ここは、さだまさしさんの妹の佐田玲子さんが経営する喫茶店。
この日、たまたま玲子さんが居て、一緒に記念写真。
玲子さんから「紋別ってガリンコ号のあるところよね」とうれしい言葉。よく知ってます。こんな出会いも楽しいものですね。
旅はこの後、大分県日田市で「男はつらいよ」第43作「寅次郎の休日」のロケ地をめぐり、由布院温泉、太宰府天満宮と回りました。
2019年11月13日水曜日
私たちのゴミの行方を見てみよう~後援会行事の施設見学会
10月28日、日本共産党・野村淳一後援会が主催する「秋の施設見学会」を行いました。
今年のテーマは『私たちのゴミの行方を見てみよう』というもの。
普段何気なく出しているゴミ。それがどこでどんなふうに処理されているかを知ろうというもの。
というわけで訪れたのが「紋別市リサイクルセンター」と「西紋別地区広域ごみ処理センター」です。
今年のテーマは『私たちのゴミの行方を見てみよう』というもの。
普段何気なく出しているゴミ。それがどこでどんなふうに処理されているかを知ろうというもの。
というわけで訪れたのが「紋別市リサイクルセンター」と「西紋別地区広域ごみ処理センター」です。
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| 紋別市サイクルセンター前で記念写真 |
「紋別リサイクルセンター」は、缶ビン・ペットボトルやプラスチック、紙類などを選別・回収する施設として平成12年に完成。西紋各地からの資源ごみを扱っています。
紙類、プラスチック、缶ビン・ペットボトルと、それぞれに処理のラインが分かれ、どれも興味深いものばかり。
「こんなに手間がかかっていたんだ」「もっときちんと分別しなきゃね」と次々に感想が聞かれました。
次に訪れたのが「西紋別地区広域ごみ処理センター」。
平成25年に稼働したこの施設は、「竪型ストーカ炉」という全国的にも珍しい焼却施設です。
1日約26トンのごみを処理しています。
近年、高齢化に伴って家を処分する際に出る家財などの焼却量が増加しているといいます。これも時代というものか…
ゴミピット内での大型クレーンによるごみの撹拌作業や中央操作室を見学。
最後に訪れたのがゴミ処理センターに併設された「最終処分場」。
ここは焼却によって出た灰などを埋め立てる施設で、雨や雪の影響を受けないように全面屋根に覆われています。まさに巨大な体育館のよう。
「勉強になった」「また見学会をやってほしい」などの声もいただきました。
施設の職員のみなさんも「市民のみなさんの見学は大歓迎です」と快く迎えてくれました。
というわけで、来年もぜひ企画したいと思っています。
2019年10月31日木曜日
紋別高等看護学院の移転建て替えを~道と交渉
10月24日、日本共産党北海道委員会と党道議団による、北海道との予算要求が行われました。
道議会4階の2つの委員会室を会場に、全道から集まった多くの市町村議員が一堂に会し、経済・福祉・教育など、それぞれ地元の要望を直接道の担当者に訴え、熱心な議論が続きました。
私が今回要望したのは、道立紋別高等看護学院の早期の移転建て替えです。
道議会4階の2つの委員会室を会場に、全道から集まった多くの市町村議員が一堂に会し、経済・福祉・教育など、それぞれ地元の要望を直接道の担当者に訴え、熱心な議論が続きました。
私が今回要望したのは、道立紋別高等看護学院の早期の移転建て替えです。
道立紋別高等看護学院は、昭和49年に建設され、築45年が経過し老朽化が進んでいます。
学生寮も4人部屋のままで、体育館などは雨漏りがする、暖房設備が不十分など。「学ぶ内容」も「学ぶ環境」も損なわれているのが実態です。
そんな中でも、学生たちは頑張っています。
看護学院の卒業生の多くは、地元のオホーツク・道北に就職しており、地域の医療を支えるかけがえのない力になっているのです。
しかし、近年入学者が減ってきています。だからこそ、学ぶ環境を整備し、選ばれる学校になることが必要です。
地域医療を守るという道の責務を果たすためにも、看護師不足が叫ばれる中、地域医療の崩壊を防ぐためにも、紋別高等看護学院の移転建て替えは急務です。
と、訴えました。
「今後も学習環境の整備に努めるとともに、ただ今の要望をさっそく上に伝えてまいします」と道の地域医療推進局の担当主幹。
「よろしくお願いします。期待しています」と私。
さて、動きはあるのでしょうか…
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