2020年9月24日木曜日

アイヌ民族の先住権を考える

  9月19日、日本共産党北海道委員会が主催する「アイヌ民族の先住権を考える集い」に参加してきました。

 

 昨年9月、紋別アイヌ協会の畠山会長が許可を得ずサケを採捕し告発された事件は、私にとって改めてアイヌ民族の歴史、そして先住権とは何かを学ばされる契機となりました。


 しかしそれを理解するのは、簡単なことではないこともわかりました。同時に、その先住権を獲得することの難しさも実感しました。


 畠山会長の行為は、法律上は許されないものであっても、アイヌ民族としての魂の行動だったのかもしれない。そんな気もしています。


 しかし現実は、違法な行為として告発され、送検されました。結果は不起訴処分というものでしたが、あらためて「先住権」と何かを世間に問うものとなったと思います。


 そんなこともあって、今回の集いに参加しました。


 平取町アイヌ協会の木村二三夫副会長、浦幌町アイヌ協会
の差間正樹前会長、静内アイヌ協会の葛野次雄会長からそれぞれ発言がありました。


 アイヌとしてどのような差別をうけてきたか、アイヌの文化や精神性をいかにはく奪されてきたか、アイヌの遺骨が不当に盗掘され研究材料にされたか。現代につながる様々な歴史と事実が語られました。


 それでも、浦幌の新しいアイヌ民族の組織「ラポロアイヌネイション」の若き会長さんの発言もあり、新しい動きが出ている実感を感じました。


 東北学院大学の榎森教授の講演の後、紙智子参議から日本共産党としてのアイヌ政策について報告がありました。



 このような形で、共産党のアイヌ政策を体系立てて聞くのは初めてのような気がします。


 昨年成立した「アイヌ施策推進法」に関しては多くの問題を感じていますが、それをどう生かすのか、どう改善させるのか、もっと具体的で、もっと現場に立った政策提起が必要だと思います。


 大いに勉強になったと同時に、ちょっと課題も感じた集いでした。 

2020年9月18日金曜日

不要な子ども服の提供を 「はぐくみ」でフリマ

 



 子育てを支援しようとNPO法人の設立をめざしている「子育て支援団体はぐくみ」が、フリーマーケット開催のための子ども服などの提供を求めています。


 フリーマーケット「はぐくみマーケットinもんべつ」は、10月11日(日)13時から緑町町内会館で開催されます。


 これまで紋別市子育て支援センターで毎年行われていたフリーマーケットが、今年はコロナの関係で中止となったものの、やはりフリーマーケットの開催を望む声が大きいことから「はぐくみ」で開催することにしたものです。


 呼びかけに応じて、すでに多くの子ども服などの提供が寄せられています。



 回収会場は旧白松クリニック跡(本町7丁目)


 多くの衣類が提供されています。サイズごとに仕分けしています。




 今後の衣類の回収は、9月24日、29日の午前10時から15時までとなっています。

 衣類だけでなく、靴や玩具などの提供も数多く寄せられています。 

 フリーマーケットでは衣類は一律50円で販売する予定。子育てカフェも設ける計画で、親同士の交流もできればと考えています。

 私も当日はお手伝いに駆け付ける予定です。

 不要な子ども服などがありましたら、ぜひお寄せください。そして、10月11日のフリーマーケットにも足を運んでください。


9月議会の質疑から

  9月1日に始まった議会も16日に終わりました。

 いろいろあった議会ですが、その中から私が取り上げた質疑の一部を「オホーツク民報」に掲載しました。





2020年9月3日木曜日

9月議会が始まります

 9月議会が1日から始まりました。

 今回の私の一般質問と提案されている主な補正予算を民報にまとめました。




NPO法人「はぐくみ」設立に向けて

「はぐくみ」の設立総会

 安倍首相が辞任しました。

 持病の悪化ということなので、一日も早い回復を願っています。

 テレビでは後継総理が誰になるか、そればかりです。

 ただこの「アベ政治」の7年8か月を忘れてはならないと思います。

 アベノミクスといいながら富を得たのは大金持ちばかり。

 増えたのは非正規労働者と消費税。

 モリ・カケ・サクラとウソと隠ぺいの忖度政治。

 勝手に憲法解釈を変えて強行した「安保法制」。

 そして極めつけが「アベノマスク」2枚。

 こんな「アベ政治」の継承はまっぴらです。

 国民の暮らしと命を第一にした政治を実現したい。強くそう思います。

 この中で、子どもたちも大きな影響を受け、格差の拡大は「子どもの貧困」という形で現れています。

 そんな中、紋別市に子どもたちのためのNPO法人が立ち上がろうとしています。

 8月21日、その設立総会が行われました。

 私もメンバーの一人として参加しました。

 NPO法人の名は、「はぐくみ」。

 子どもたちと保護者の交流や居場所づくり、イベントや学習など幅広く子育てを応援する組織です。

 その設立趣意書にはこう書かれています。

 「近年、子どもたちを取り巻く環境が厳しさを増していることは、事件報道等により社会問題として表面化されています。

 その背景には経済格差の拡大によるかかわりの難しさ、ひとり親育児での肉体的・精神的疲労など、複数の要因が絡み合い問題解決は困難さを増しています。

 『誰にも相談できない』『こんな理由ではお願いできない』と、孤立を深めている親子が少なくありません。

 『あの人たちなら話せるし、聞いてもらえる』『安心して預かってもらえる』そんな場所や関係を必要とする多くの親子に『支え合いの育児』を実践し、広げたいと思っています」と。

 メンバーの多くは、実際に子育て真っ最中です。

 それだけに、自分たちの問題として思いも大きなものがあります。

 そんな若者たちの熱意に私も打たれました。

 今年はまず、子供用の衣服を中心にしたフリーマーケットを企画しています。

 コロナの状況もありますが、10月11日、紋別市の緑町内会館で開催予定です。

 「すべての子どもたちを社会全体ではぐくむ」ことを願い、あえて法人化して社会的な責任を果たそうとする彼らの決意を私も受け止めてながら、一緒に進めればと思っています。 

2020年8月11日火曜日

児童センター『みらい』オープン



 8月7日、新しい児童センター「みらい」がオープンしました。

 老朽化した大山児童センターの後継施設として、旧広域紋別病院跡地の一画に建設されたものです。

 

 宮川市長や子どもたちも加わってのテープカット。

 私もさっそく施設内を見学です。

 


 授乳コーナーもある子育て支援スペースが設けられ、乳児も安心して遊べるようになっています。


 これまでなかったパソコン体験コーナーもできました。


 遊戯室の天井高は5.5mを確保。壁面にはボルダリングの壁も設置されています。

 温かみのある木造で、総事業費は2億4000万円。

 この施設の隣には、西紋こども発達支援センター「すてっぷ」もあり、相乗的な取り組みも期待されています。



  

フェンスに貼られたポスター


札幌東苗穂小学校のフェンスに貼られたポスター

 先日、妻の定期検査のため札幌市の勤医協中央病院に行ってきました。

 その帰り道、病院の近くにある東苗穂小学校のフェンスにいくつものポスターが張られているのが見えました。

 降りてみてみたら、ちょっと泣けてきます。

 そこには、勤医協病院の医療従事者たちへの感謝と激励の言葉が、小学生の言葉と文字でつづられていたのです。



 5月21日、勤医協中央病院で新型コロナウイルスのクラスターが発生しました。

 医師、看護師、入院患者17人が感染。多くの職員が自宅待機となり、診療体制は大きく制限されました。

 そして懸命の感染拡大防止策が進められ、6月23日、集団感染の収束を確認。24日、すべての診療が再開されたのです。

 妻も4月の診察予定だったのですが、コロナの感染拡大とクラスター発生で7月の受診になりました。

 コロナとの激烈な闘いのさなか、東苗穂小学校のフェンスに掲げられた子どもたちからのメッセージ。

 その時の模様が民医連新聞に職員の言葉として紹介されています。『感染の収束が見えない状況に心が折れそうになったこともありましたが、朝と晩の通勤中にポスターを見て、とても励まされました。病院でクラスターが発生したことで地域の人々に申し訳ないと思っていました。そんな中でのメッセージでした。子どもたちが私たちのために何かをしようと考えてくれたことが、涙が出るほどうれしい』と。

 依然としてコロナ感染の収束は見えません。いまだ緊張の日々が続きます。

 医療の最前線で頑張っている人たちに敬意と尊敬を。あらためて、子どもたちの姿に、それを見た思いです。