2018年7月12日木曜日

点字で「のむらじゅんいち」と

 先日、花園町にある障害者の支援施設「つばさの会」にお邪魔しました。

 ここは、旧看護学校・紋別医師会の建物を活用し、「NPO法人ねこやなぎ」が運営する施設です。

 この建物の中には、障がい者の居場所として運営されている「地域活動支援センターつばさ」、障害者の福祉的就労の場である「就労継続支援B型ほっと」、障害者などからの相談窓口となっている「相談支援事業つばさ」などが入居しています。

 その日も、広い施設の中で、利用者とスタッフが明るくにぎやかでした。

 そう言えばーーと、昔を思い出しました。

 「つばさの会」がまだ商店街の空き店舗を利用していた時、狭く暗い空間で頑張っていたことを。

 私も幾度となく通い、もっと広い場所がないかとみんなで考えていたころを。

 そんな時、ある町で、使わなくなった看護学校を障害者の施設に活用していることを知ったのです。

 紋別も同じように看護学校が閉校していました。

 そこでさっそく紋別医師会を訪れ協議し、議会の一般質問でも取り上げました。

 もちろん、私の質問だけでなく、多くの人たちの尽力により、その後「つばさの会」は旧看護学校の建物に移ることができたのです。

 今、明るく作業に励む利用者たちを見て、あの頃の取り組みとあの頃のスタッフの頑張りを、胸熱く思い出されるのです。

 そして、私も少しは役に立ったのかなと、思うのです。

 ところで、私の名刺には点字で「のむらじゅんいち」と打ち込まれています。

 ここ「つばさの会」で利用者さんが作っているものです。

 興味のある人は、ぜひ「つばさの会」まで問い合わせてみてください。

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