2015年12月3日木曜日

発達障害の学習会に参加して

 28日、発達障がい児の親の会「つくしの会」が主催する講演会にお邪魔しましてきました。

 テーマは、「おとなになってはたらくために いまからできること」。

 講師の札幌市発達障がい支援センターの西尾副所長は、発達にはそれぞれのスピードがあること、自分でOKという「安心」と自分もやればできるという「達成感」が大切なこと、他者と比べず一つづつ上を目指すこと、発達には凸凹があるが凸を伸ばすこと、
「自立」とは手伝ってもらいながら自分らしい生活をおくること、などなど、豊富な体験と実践を交え話されました。

 私も、挨拶をと紹介され、これまで議会などで取り組んできた障害者の就労対策や今後の課題について話させていただきました。

 私にとっても発達障害については、まだまだ勉強不足です。そして、その課題も悩みも大きいと思っています。

 でも、少しだけでも手助けがあれば、普通に暮らせる、とも思っています。

 「議員の方が来てくれて、本当にうれしかったです」と主催者の方からうれしい言葉をいただきました。

 一人でも多くの理解者・支援者が求められているんだな、と感じました。

 発達がい害は、まだまだ理解が進んでいるとは言えません。とかく「困った子」と見られがちでも、実はその子こそ「困っている子」なんだと言われます。

 会の皆さんとこれからもつながっていければと思っています。

 

共産党懇談会で森つねと大いに語る

 先月の23日、紋別市立博物館の郷土学習室を会場に、日本共産党懇談会を開催しました。

 午前中の開催にもかかわらず、市内はもちろん、興部町や雄武町、西興部村からも参加があり、来年の参院道選挙区予定候補の森つねとさんの話に、真剣に耳を傾けました。


 この日のテーマは、なんといっても共産党が提唱した「国民連合政府」です。

 森さんはまず、安部政権が強行した安保関連法=戦争法の違憲性と危険な中身を告発するとともに、この動きに反対の声を上げた多くの国民の運動を紹介し、

「『民主主義を守れ』と立ち上がった『シールズ』。『誰の子どもも殺させない』と立ち上がった『ママの会』など、その声と運動は今も大きなうねりになっている。そしてその中から、自然に『戦争法を廃止する政府を。そのために野党の結集を』という世論が高まっている」と述べ、

「共産党が呼びかけた『国民連合政府』は、まさにその声に応えたもの。憲法違反の戦争法を廃止し、日本の政治に民主主義を取り戻す闘いは、まさに国民的な大義を持った闘いです。ともに力を合わせましょう」と熱く語りました。


 そして最後に、6月に生まれたわが子について触れ、「生きることは当たり前のことではない。誰の子どもも殺させないというスローガンは、人類普遍のものです。この思いは誰にも消せません」と締めくくりました。

 その後、選挙協力の展望、安保条約や領土問題など、会場からも意見や質問が出されるなど、活気ある集会となりました。



 

ケアマネ連絡協議会学習会

 紋別市ケアマネージャー連絡協議会の学習会に参加してきました。

 この協議会は道の支援も受け平成22年に発足し、ケアマネージャーの交流とともに、高齢者の入退院時の支援のため医療現場との連携にも力を入れてきました。

 今年からは紋別市の予算もつき、地域包括ケアシステムの重要な役割を担っています。

 私も、医療と介護の連携を強化するよう議会で取り上げ、ケアマネ協議会への支援も訴えてきました。

 前日、紋別市地域包括支援センターを訪問した時、この学習会の案内を受けたものです。

 この日の学習は、帯広、北見、網走の各ケアマネ協議会の活動を学ぶと言うもの。

 ひとりぼっちのケアマネをつくらない、と頑張っている帯広の例。

 質を向上させようと研修会を旺盛に取り組んでいる北見の例。

 市民向けの講習会などに力を入れている網走の例。

 どれも、生き生きと語れました。

 介護保険事業は年々大きく変化し、利用者にも介護現場にも厳しい状況が強まっています。

 それだけに、国言いなりでなく、高齢者に寄り添い、そのマチならではの介護事業が必要になっています。

 そのためにも、介護現場の声をまっすぐ発信することがますます重要です。そして、その声を活かす行政の姿勢も重要です。

 ケアマネ協議会の今後の活動に注目です。

2015年12月1日火曜日

地域医療を守る集会で発言しました

 11月16日、共産党の地方議員が集結し、北海道の来年度予算に対する要請・交渉が行われました。

 私も出席しました。何と言っても、遠紋地域の分娩再開が最重要課題です。この要請を、何としても直接道に伝えたい。その思いで参加しました。

 遠軽の岩沢町議とともに、地域医療課の中島主幹らと個別に面談することができ、改めて地域の実情を訴えました。

 なかなか出口は見えませんが、これからも意見交換ができればと思います。

 さて、その夜。「北海道の地域医療を守る緊急集会」が自治労会館で行われました。

 実は、その10日ほど前、この集会に遠紋地域の医療状況と住民の運動について発言してほしい、という依頼があったのです。

 荷は重かったのですが、お受けしました。遠紋地域の周産期医療を守る会のみなさんと行った、共産党道議団への要請活動がきっかけのようです。

 集会では、北海道民医連の太田事務局長から「地域医療構想」について基調講演がありました。

 次いで私の番です。私なりにまとめて話しました。遠紋2次医療圏で基本的に出産ができなくなった現状。それに対しての住民たちの運動。共産党議員団としての活動。最後に、地域医療構想による遠紋地域への影響について触れました。

 集まった80人が真剣に聞いてくれたと思います。

 ほっとした、集会後のビールのうまかったこと