2015年9月28日月曜日

北見市長選の応援に行ってきました

 27日、投開票でたたかわれた北見市長選と北見市議補選。市長選には、明るい北見市政をつくる会推薦の菅原まこと前共産党北見地区委員長代理が無所属で出馬。オール与党のあいのりのつじ直孝候補と一騎打ちとなりました。

 市議補選には桜井ゆみこ共産党北見地区女性副部長が立候補。1議席に4人の候補が争います。

 私も、選挙戦終盤の4日間、両候補の応援に北見に入りました。

    

 市長選の結果は、辻 直孝 29310  菅原まこと 11440
 市議選は、桜井ゆみこ 5812 で4位でした

 両候補とも、議席には届かなかったものの、菅原候補は得票率28.1%を取り、善戦したと思います。

 桜井候補も、まったく知名度もない中でのたたかいで14.8%の得票を得、次につなげる大健闘だったと思います。

 ところで私はというと、候補カーに乗って、アナウンスや手振り、遊説箇所や時間の調整などなどの仕事。時には、候補の相談相手。

 それにしても、菅原候補の若さと真摯な姿には頭が下がる思いでした。どんなに遠くでも、話を聞いてくれている人を見かけると駆け出してお礼を言い、握手をしてくる。私も、少し後を追いかけたりしましたが、1日で断念。私たちが、演説の内容を指摘しても、いやな顔せず受け入れて修正する。日に日に、その姿はたくましくなり、最終盤は北見市長に見えてきました。

 桜井候補もまた、女性らしい優しさと心配りが温かく心に響きました。その演説は、まさに一人ひとりに語りかけるようで、しっかり心をつかんだと思います。私も、はじめての感覚でした。マネしたいものだと思うのですが…。やめときますか。

 いよいよ最終日、候補カーのアナウンスも迫力を持って、いよいよ私の出番だと思っていたのですが、どうも朝から調子が出ない。なんだか体がだるいのです。ついに、午後からの乗車をあきらめて、そのまま紋別に戻り、病院に行って驚いた。なんと体温が38度を超えていたのです。風邪のようでした。

 応援に行って、こんな姿とは。なんだか申し訳ない思いでした。

 いまは、すっかり良くなりました。

 今朝、菅原さんから電話をもらいました。「全力で戦って、良い経験になりました。応援ありがとうございました」。明るく元気な声が私の心にもさわやかに流れていきました。 

 私は、明日から市議会の行政視察で秋田県大館市、岩手県一関市、宮城県名取市に行ってきます。          

2015年9月19日土曜日

雨の中、戦争法案阻止、緊急集会

 19日、午後2時から「戦争法案阻止、怒りの紋別緊急集会」を開催しました。

 あいにくの小雨模様でしたが、35人の参加で、それなりに元気一杯に抗議の声をあげました。


 国会では、参議院でこの日の未明、ついに戦争法案が可決されました。それだけに、集まったみんなのボルテージも高いものがありました。

 私も、一言発言しました。憲法の平和主義も、立憲主義も、民主主義もすべて壊し、戦争する国に変えてしまった安部政権。今日の日を絶対に忘れない。そして、新しい戦いの始まりの日にしよう。と呼びかけました。

 新婦人の曽我部さんは、国会前での若者たちの行動に励まされ、勇気をもらい、希望を感じたと語りました。

 憲法9条を世界遺産にする紋別の会の鷲頭さんは、この日のために「森のくまさん」の替え歌「アベ、なめんなよ」をつくってきてくれ、みんなで合唱しました。

 最後は、ラップ調のシュプレヒコール。大きく盛り上がりました。


 まさに、戦いはここから始まります。

 さて私は、明日から北見市長選挙、市議補選の応援で北見に入ります。市長候補の菅原まことさん、市議候補の桜井ゆみこさん。頑張っています。ぜひ、ご支援を。

さん喬落語会、盛況に終わりました

 議会のさなかの9日、「柳家さん喬紋別落語会」が開催しました。私も、実行委員長として、議会の委員会終了後、会場の文化会館に駆けつけました。

 舞台に高座をつくり、準備万端。後は、お客さんの入りを待つだけ。前売り券の売れ行きはまずまずとのこと。それでも、不安は募ります。

 そうこうしているうちに、いよいよ開幕。実行委員長として挨拶すべく舞台に出てびっくり。

 ほぼ満席に近い入りです。200人近いお客さんの期待と熱気をびしびし感じながら、一言挨拶。いよいよさん喬師匠の高座が始まりました。

 この日は、兄貴分の新築祝いに水がめを贈ろうとしたが高価なため、使い古した肥がめに水を張って届けた2人。さて、この2人につぎつぎ起こる珍騒動が爆笑をさそった「家見舞い」からスタート。

 続いて、結婚式で謡曲の高砂を披露することになった主人公のドタバタを描いた「高砂や」

 短気とのんびり屋の珍妙なやりとりを描いた「長短」

 そして、最後はじっくり聞かせた人情話「柳田格之進」。潔癖な浪人・柳田格之進の武士としての生き様と友人である大店の主人との友情、そして悲劇が、しっとりと、時には荒々しく表現された秀作です。

 会場はいつしか静まり返り、多くの方が身を乗り出すように噺に集中している姿が印象的でした。

 私も、胸がジーンとなりました。もうしばらく余韻を楽しんでいたい思いでした。

 多くの方から「良い噺でした」「本当に、楽しかった」と言葉をかけてもらいました。

 いつもは噺は3つなのですが、今回は4つ。実は、実行委員の中に、娘さんがまもなく結婚する方がおり、それを聞いたさん喬師匠が、お祝いとして特別に「高砂や」をかけてくれたのです。

 師匠も、意気なことやるものです。私たちは、思いもかけず、ラッキーでしたが。

 さてさて、来年も楽しみです。

2015年9月18日金曜日

学びと決意の夏でした

 古い話しで恐縮ですが、8月の話を一つ。

 実は、8月は忙しかったのです。

 まずは、南相馬の子どもたちを招いてのツアーに始まり、急に浮上してきた遠軽厚生病院の産婦人科問題での取り組み、戦争法案反対の運動などなど。

 それに、出張・研修や視察も多い月でした。

 12日には稚内市、20日には北見市に視察に行ってきました。両市とも学校給食費の助成制度を実施しており、それを学ぼうと出かけました。

  
                   稚内市の学校給食センター

       
                   北見市の学校給食センター

 子どもの貧困が社会問題になっている今、学校給食への助成は重要な課題です。

 紋別市では、学校給食センターの建設とともに、民間委託の動きが強まっています。

 稚内市では、安全な給食を保障するために市が責任を持つとして、民間委託を拒否しています。今回の議会には間に合いませんでしたが、学校給食のあり方をじっくり取り上げてみたいと思っています。

 また、研修も多い月でもありました。

 18日には留萌市で「地方創生問題」にかかわる研修会が行われました。

 東大の教授の方の講演でしたが、これがなかなか面白い。

 いよいよ東京の高齢者問題が深刻になってきた。そこで、地方消滅などと地方を脅かし、高齢者の地方への移住を推進すること。これが「地方創生」の裏の目的だ。

 地方を再生しようなどというものではない。まさに「東京のエゴイズム」だ。と、バッサリです。

 しかし、この論理、当たらずとも遠からずです。

 さらに24日には定山渓で全道の共産党の地方議員の研修会が開かれました。

 こちらも、戦争法案とのたたかいや地方創生、子育て、医療、雇用など様々な課題が議論されました。

 どれもこれも重要なテーマばかりです。勉強することが山ほどあるなぁ、というのが率直な感想でした。

 そして、23日には「戦争する国を許さない、DVD上映とフリートークのつどい」です。

 戦争法案に反対する行動を何かできないかと考え、今回の企画になりました。




 会場には、小さな子どもをかかえた女性、戦争経験者の男性なども参加し、熱い思いが語られました。

 「戦争が近づくようで怖い。このような集まりを待っていました」「わが子の未来を考えると胸が苦しくなるときがある。やはり、自分が動くことしはないと思っています」

 弁護士からも「この法案は憲法違反であることは明らかです」と語られ、あらためて、戦争法案の危険な中身がはっきりしました。

 また、同じ施設の市民ギャラリーでは、新婦人紋別支部が主催する平和パネル展が行われました。





 その中に、平和のタペストリーと題した、市民の平和へのメッセージが張り出されていました。

 その中に「戦死なされた兄さんは、遺骨はからでした。こんなことがあってはなりません」という高齢の女性からの文章がありました。

 同じ悲しみを繰り返してはならない――決意の夏でもありました。

2015年9月17日木曜日

戦争法案阻止、緊急集会を行います

 参議院の特別委員会で「戦争法案」が強行採決されました。数の力で、違憲の法案をゴリ押しする。むちゃくちゃです。怒りで、震えています。

 そこで、緊急に抗議集会を開きます。

 「戦争法案」阻止!怒りの紋別緊急集会です。

 19日の土曜日、午後2時から「氷紋の駅」のバスターミナル側の歩道を中心に開催します。

 急ぎ、プラカードも作りました。リレートークにシュプレヒコールを企画しています。

 主催は、戦争させない、9条壊すな!紋別実行委員会です。私たち共産党紋別市委員会も加わっています。

 ぜひ、多くの参加で成功させ、怒りの声を国会まで届けましょう。いてもたってもいられない、黙ってはいられない、そんなあなた、ぜひ、顔を出してください。ともに、声を上げましょう。