2014年1月16日木曜日

「福祉灯油」の受け付けが始まりました。


 「福祉灯油」の受け付けが14日、スタートしました。早速、私も様子を見に出かけました。

 初日から多くの市民が申請に駆けつけ、受付会場となった市役所ロビーには臨時の受け付けカウンターと椅子が用意され、順番を待つ姿が見られました。

 この制度は、灯油の高騰が続く中、少しでも暖かい冬を過ごしてもらおうと灯油購入を助成する制度として始まったもので、紋別市では4回目となります。

 私もかつて、原油が投機の対象となり国際的に急騰し、灯油をはじめガソリン、軽油などが軒並み値上げされ社会問題となった平成19年の12月議会で「福祉灯油」の実現を求めた経緯があります。

 その翌年、紋別市でも「福祉灯油」が実施されました。

 昨年、藤川議員があらためて「福祉灯油」の実現を求めた際、宮川市長は「1リッター、100円を超えたら実施する」と明言しました。これが、大きな力になりました。

 実際、昨年も今年も100円を超える結果となり、約束通り昨年から「福祉灯油」が実現されたのです。

 初日の申請者は約180人。昨年に比べ10人ほど少ないものの、「まずまずの出足です」と市の担当者は話します。そして「せっかくの制度ですので、まずは早めに申請してください」と呼びかけています。

 今年は、昨年より1000円増額されて1世帯当たり1万円の灯油助成券が交付されます。

 「灯油が高いので、本当にたすかります」と私に話しかけてくれた女性もいました。

 ただ、生活保護世帯や障害者の一部が対象とならない問題や、周知の方法が広報や地元新聞などで不十分なことなど、改善が必要な問題もあり、今後の重要な課題となっています。

 対象者は、市民税非課税世帯のうち、①世帯全員が70歳以上の世帯、②身体障害者手帳1・2級、療育手帳A判定、精神福祉手帳1級のいずれかを有する人がいる世帯、③ひとり親世帯、となっています。

若者が輝く社会を

 12日、紋別市の「成人を祝うつどい」が市民会館で行われました。

 今年も、会場前で成人式に参加する若者たちにチラシを配布しました。

 「成人おめでとう」と声をかけると、誰もが「ありがとうございます」と返してくれます。それは若者らしく、さわやかです。

 きれいに着飾った振り袖姿やスーツ姿がまぶしく映ります。


 それでも今の若者たちは、私たちの時代とはまた違う困難を抱えています。

 私の娘も昨年、成人を迎えました。今は、札幌で就活に懸命です。

 最近こんな記事を読みました。道内の私立大学が発行する就活の手引きには、「労働条件や待遇について質問するのはタブー」とある、というのです。

 当然、就職とは労働契約を結ぶことであり、その条件を確認し合うことが前提なはずなのに……

 若者には、こんな社会の不条理に目をつぶらず、社会に働きかけていってほしいと思う。そこには、同じ仲間がいることを感じてほしいと思う。ともに手を携える力を、連帯の力を信じてほしいと思う。

 にぎやかに、楽しそうに語らう新成人を眺めながら、そんなことを感じました。小雪舞う中のチラシ配りは、さすがに冷えた。

 

2014年1月6日月曜日

新年の宣伝から今年もスタート

 2014年もスタートしました。今年は私にとっても勝負の年となります。

 7月に紋別市議選が予定されているからです。6期目をめざす闘いになります。

 2日、支部の同志3人と新年の街頭宣伝を行いました。


 神社前、大型スーパー前、団地前と寒風吹く中、元気よく訴えてきました。

 それにしても、安部内閣の暴走は止まりません。それどころか、ますます暴走に拍車がかかっています。消費税増税、TPP参加、特定秘密保護法の強行、靖国参拝、辺野古基地移転、社会保障制度の破壊、原発再稼働、集団的自衛権…。

 しかし、どれをとっても国民の願いとは矛盾するものばかりです。「自共対決」の構図はますます鮮明になる。これが今年のキーワードだと思います。

 それにふさわしい力をつけなければ、そう決意する年頭です。