2014年1月16日木曜日

若者が輝く社会を

 12日、紋別市の「成人を祝うつどい」が市民会館で行われました。

 今年も、会場前で成人式に参加する若者たちにチラシを配布しました。

 「成人おめでとう」と声をかけると、誰もが「ありがとうございます」と返してくれます。それは若者らしく、さわやかです。

 きれいに着飾った振り袖姿やスーツ姿がまぶしく映ります。


 それでも今の若者たちは、私たちの時代とはまた違う困難を抱えています。

 私の娘も昨年、成人を迎えました。今は、札幌で就活に懸命です。

 最近こんな記事を読みました。道内の私立大学が発行する就活の手引きには、「労働条件や待遇について質問するのはタブー」とある、というのです。

 当然、就職とは労働契約を結ぶことであり、その条件を確認し合うことが前提なはずなのに……

 若者には、こんな社会の不条理に目をつぶらず、社会に働きかけていってほしいと思う。そこには、同じ仲間がいることを感じてほしいと思う。ともに手を携える力を、連帯の力を信じてほしいと思う。

 にぎやかに、楽しそうに語らう新成人を眺めながら、そんなことを感じました。小雪舞う中のチラシ配りは、さすがに冷えた。

 

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