2013年5月26日日曜日

オホーツク勤医協社員総会にて

 昨日は、北見市で行われた「医療法人オホーツク勤労者医療協

会 第29回通常社員総会」に参加してきました。

 「このオホーツクにも患者の立場・働くものの立場にたつ病院が


ほしい」という願いから、北見市常盤町に「オホーツク勤医協病

院」が建ってから19年になります。私も、その創立時から社員の

一人としてかかわってきました。

 当初,19床の医院から始まった病院は、いまや50床の病院だ

けでなく、グループホムやデイサービス、訪問介護に訪問看護。

そして今年10月には、サービス付き高齢者住宅が開設され、おお

きく発展してきました。今回の、社員総会でも、多くの若い職員が

それぞれの分野の活動を多くの実践をもとに、生き生きと、そして

自信を込めて発言していたのは印象的でした。そして、創立時を

知る一人として、頼もしく、誇らしく思いました。
 

  それにしても、医療や福祉、介護をめぐる情勢は厳しくなるば

かりです。地域医療の困難さ、貧困と格差の拡大。私も総会で、

広域紋別病院の医師確保の厳しさと、高齢者の貧困によってサ

ービスを制限せざるを得ない実態などを発言させていただきまし

た。

 この状況は、減るどころかますます拡大していくでしょう。虚像の


景気回復の影で、今、深刻な事態が進行しています。

 ただ、若い社員たちの発言を聞いて思いました。現場のスタッフ


は、日々よりよい医療と介護を提供したいと努力している。経済

的に厳しい高齢者でも、何とか手助けできないかと努力してい

る。切り捨てず、置き去りにせず、最後まで向き合おうとしてい

る。それが、現場の姿なのだと。きっとそれは、全国すべての現場

の姿にちがいないと。

 そんな現場の思いをしっかり受け止めて、現場の思いと共同す


ることが、なにより大切です。憲法25条に基づいた「いのちの平

等」がしっかり根付いた社会ヘと闘いは続きます。

 その後、佐呂間町へ。今年9月の佐呂間町議会選挙に向けた

政策づくりの検討です。日本共産党から現職のただき早苗さんが

立候補します。議論は白熱し、家に戻ったのは10時を過ぎていま

した。日ハムが逆転負け! ショック!
 

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