2018年12月28日金曜日

12月議会の一般質問から③

 今年は10月ごろから灯油が急騰し始めました。リッター100円を超える状況が続きました。

 それを受け、今回の一般質問では「福祉灯油の実施」を求めました。

 北海道経済局の調べでも、徐々に価格は下がってきているといっても、12月初旬まで道東地区の灯油の配達価格は100円を超えていました。

 市の担当でも、100円を超えたころから「福祉灯油」の実施に向け検討を開始していたようです。

 しかし、灯油価格は下がり始め、答弁では「状況を見定める」というもの。

 とは言っても、高いことには変わらないのです。臨機応変の対応が必要です。

 合葬墓についても早期の整備を求めました。この問題は、私の想像を超えて多くの市民から強い要望をいただいていたものです。それだけ、深刻で重要な課題です。

 先の質問の時にも、合葬墓は選択肢の一つとして、積極的に検討する旨の答弁があったのです。ところが今回、あるお寺が合葬墓を整備していたことが分かったとして、トーンを落としたのです。それも、市が認可の許可をしていたというのです。

 いまさら、びっくりです。市民は紋別市に北見市のように合葬墓はないのかと問い合わせをした際、「紋別にはない」と言って帰しているのです。だから、紋別にも合葬墓を作ってほしいと強い要望が高まっているのです。

 それをいまさら、紋別にも合葬墓はあった、とは、びっくりです。

 これはどういうことか、とただすと、市の担当者は「申し訳ない」と謝罪したのです。そのうえ、民間に合葬墓があるので公設の合葬墓まで必要なのかどうか検討したい、というのです。

 とはいえ、ある寺院にある合葬墓です。宗教や宗派の違いがあるでしょう。それに戸惑いと違和感を持つ人もいるでしょう。

 やはり公設の合葬墓が必要でないのか。私は、紋別市による合葬墓は、紋別市民のお墓だ。紋別で生まれ紋別で亡くなる人も、紋別に嫁いできた人も、紋別に縁あって働いてきた人も、紋別市民として紋別市民のお墓に収める。紋別を愛した人たちのお墓、それが紋別市営の合葬墓の役割だ、と訴えました。

 このやり取りが地元の新聞に掲載されました。すぐに、ある市民から、やはり公設での合葬墓をつくってほしい、という電話をいただきました。

 今後の市の動きを注視したいし、これからも合葬墓については取り上げていくつもりです。

 一般質問の最後に、就学援助を取り上げました。就学援助の中の入学準備金の支給について、確認したかったのです。

 中学1年生の入学準備金は今年から6月支給から2月支給に改善されました。残るは小学1年生です。

 市教委も、来年度の2月支給を目指すとしていました。それを確かめたところ、その実施に向けて準備を進めている、との答弁。
 
 2年越しの追及が、やっと実現しそうです。

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