今、福島県南相馬市の子どもたちを紋別市に呼ぼうという計画がすすんでいます。
その名も「わくわく体験オホーツク2013」。主催は「南相馬の子どもたちを招く会」
この代表を務める桒原務緒さんが、南相馬市の知人からの情報で始まったのが今回の取り組み。それが今、大きな市民の輪になろうとしてます。
私も、原発被災地の子どもたちを紋別に招こうという取り組みがあるのを知り、早速、実行委員の一人として参加させてもらっています。
南相馬市内の約3500人の子どもたちは東日本大震災による津波で、家や家族を失うなどの被害を受けただけでなく、福島第一原発からの事故で放射能におびえ、屋外に出る時間も制限されるなど、つらい暮らしを強いられています。
もちろんそれは、南相馬市だけに限ったことではありません。
子どもたちも、そして親たちも、先の見えない現状にいらだちと不安を募らせているのです。
だからこそ、少しの間だけでも放射能のおびえることなく、思いっきり遊んでほしい、思いっきり深呼吸してほしい、思いっきり大地に寝ころんでほしい、と思うのです。
計画では、8月23~25日の3日間、南相馬市の小中学生14人を招き、オホーツクタワーで泊まったり、コムケ湖でカヌー体験をしたり、とっかりセンターでアザラシと遊んだり、紋別の子どもたちと交流したりとメニューは盛りだくさんです。
費用の面や人員の面など、まだまだ課題はありますが、準備は着実に進んでいます。
私も今から、南相馬の子どもたちに出会えるのが楽しみです。
そして何より願うのは、「必ず天気であってほしい」ということです。
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