2018年10月10日水曜日

合葬墓の整備を~2018年第1回定例市議会一般質問③

〇野村淳一
 次に、合葬墓の整備について質問いたします。

 過去の議会においても、青木議員より合葬墓の整備についての質問がありました。その際、紋別市は、今後の研究課題としたいと答弁しております。

 この間、私も市民から合葬墓の整備を求める声をいただきました。それは、少子高齢化、核家族化などの社会情勢の変化に伴い、子や孫による墓の継承や維持管理が難しくなっている方や経済的理由から墓の建立や寺院などへの納骨ができない方も増えており、さらに身寄りがないなどの理由で、自分が亡くなった後の行方や将来に対しての不安が大きくなっているからだと思います。

 継承者がいなくても無縁にならない墓所を整備してほしい、そういう声が聞こえてくるのです。

 その点で私も関心を持ち、昨年合葬墓を新たに整備した深川市を視察してまいりました。やはり、同じような市民からの要望を受け整備することにしたといいます。

 既に管内でも、北見市、網走市、美幌町で合葬墓が整備されています。

 もちろん、市民それぞれに死生観や宗教観も違います。それだけに、市民はもちろん、市内の寺社、教会などとの協議も必要でしょう。

 それらを含め、紋別市として研究課題としていた内容はどのようなものかまずお聞きします。その上で、今後合葬墓の整備に向けての具体的な検討を開始するべきだと考えますがいかがでしょうか、見解をお聞かせください。

〇宮川良一市長
 次に、合葬墓の整備についてであります。
 
 研究するとした内容につきましては、墓地の安定供給が目的である現状の墓地行政の課題と方向性を核家族化や少子高齢化、無縁社会などといった社会的問題を踏まえ、公設墓地としての合葬墓が必要かどうか検討を行ったところであります。

 検討結果としては、核家族化などを原因とするお墓の承継者問題が加速化していくと思われることや経済的負担、単身などの理由でお墓を持てないなどの現状に対して墓地の安定供給だけではこれらの問題に対応できない状況になりつつあると認識したところであります。

 これらの現状を踏まえ、今後の方向性としては、市民が抱えるお墓に関する問題を経済的、精神的に支援する埋葬施設の整備が必要であり、全国的にも事例が多くなってきている合葬墓の整備が一つの選択肢であると考えたところであります。

 合葬墓の整備に向けた検討につきましては、現在関係団体による合葬墓設置の動きもあり、その推移を見定めているところであります。

 いずれにいたしましても、埋葬に関する考え方は多種多様であり、慎重に取り扱うべきことでありますことから、市民や関係者のご意見を伺いながら具体的な検討を進めてまいります。

【 再質問 】

〇野村淳一
 合葬墓についてお聞かせください。
 合葬墓の整備について、紋別市として一つの選択肢という形で前向きなご答弁だったと1つは抑えているんですが、ただその中で、関係団体による設置の動きがあるという表現がありました。これちょっと具体的にどういうことなのか教えてください。

○清水博昭環境生活課長
 お答えいたします。
 関係団体が合葬墓を市内で初めて整備するようなお話を聞いておりまして、その部分で市の検討としましても、民間が設置する場合、対抗する施設となってしまいますことから、今後関係者と意見交換をしながら進めていきたいというふうに考えております。

○野村淳一
 関係団体、寺社ということで認識してよろしいのかというふうに思うんですが。民間でもそういう動きがあるということなんで、それを見定めていきたいということでしたので、今の段階ではそういう状況かなというふうに認識はしておきます。

 ただ、私としてはやっぱり市営でつくるのが一番こだわりもなく、わだかまりもないのかなというふうには思ってはいます。あと具体的な動きになればまたいつか取り上げたいと思います。

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