今回の視察では、士別市と砂川市への公的な視察とともに、個人的な視察も行いました
一つは、士別市の障害者就労継続支援B型「るんべる」です。
実は私は、障害者の施設を見て歩くのが大好きなのです。
もちろん、障害者福祉に関心があることがきっかけですが、同時に、障害をもちながら頑張っている姿、それを支えている職員や指導員の奮闘ぶり、それらを間近で見ることが、私の元気の素になっているのです。
これまで訪問した全道各地の障害者の施設は20を超えていると思います。
今回も、時間をつくって「るんべる」にお邪魔しました。
堀施設長の話は、とても暖かく、そして率直で楽しいものでした。
せっけんやクッキーの製造をはじめ、珍しいものでは羊の皮で作る紙づくりなども始めていました。
「士別らしい作品を作りたいと思っています」と堀さんの瞳は輝いていました。
砂川市でも個人的に砂川市立病院にお邪魔しました。
思いもかけず、小俣事務局長とお会いできました。
2年前にも訪問し、小俣事務局長に病院内を案内いただいたことがあります。
その時の私を覚えていてくれました。
今回も、1時間にわたって懇談できました。
小俣氏は、自治体病院協議会北海道支部の事務局長を務めるなど、道内でも病院経営については重鎮です。
現在の医療状況や自治体病院の役割、医師の確保など大いに参考になるお話をたくさん聞くことができました。
実に、キレのいい言葉と的確な指摘。その背景にある、豊富な経験と知識。時間を忘れるというのは、こういうことを言うのだろうと思うほど、これまた楽しい時間でした。
特に、議会と自治体病院との関係、議員の役割について、示唆に富んだ助言をいただきました。
病院を後にしてからも、しばらく興奮がおさまりませんでした。
さて、紋別の「広域病院」にどう生かすか。宿題を課せられた思いです。
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