2014年3月15日土曜日

一般質問が終わって


 11日に一般質問が終わりました。この日は、国際婦人デーの取り組みの一環として、紋別の新婦人のメンバー7人が傍聴に駆けつけてくれました。そのせいもあってか、少々気合が入りすぎましたかもしれません。

 今回は、大きく4つの問題を取り上げました。

 一つは防災問題です。ちょうどこの日が3・11。昨年、被災地を訪問した感想も述べながら、防災対策の充実を訴えました。中でも、昨年取り組んだ南相馬市の子どもたちを招いた取り組みに市の支援を求めたのに対し、前向きな答弁があり、ほっとしました。

 二つ目は地域医療と医療・介護の連携についてです。広域紋別病院の常勤医の配置には苦労が絶えません。この問題は、次の病院議会でじっくり取り上げることにしました。

 医療と介護の連携の問題は、お年寄りが入退院する際、その医療や介護情報がなかなか介護現場と医療現場にスムーズに届かない、というもので、私も多くの介護現場から要望を聞いていたもので、その仕組みを市がイニシアチブをとって構築すべきだ、と訴えました。その方向で検討するとの答弁でした。

 三つ目は、介護保険と高齢者福祉について。介護保険制度が根底から改悪される問題を取り上げ、国に撤回を求めるべき、と訴えました。

 今回、高齢者などの権利擁護の課題として成年後見人制度を取り上げましたが、驚いたことに私のほかに二人の議員も一般質問でこの問題を取り上げたのです。今までは、私だけしか取り上げてこなかった問題ですが、それだけ関心が高くなった証拠でもあり、それだけ必要性が認識される時代ともなった証だと実感しました。

 最後は、子育て支援と保育所行政についてです。特に、市立保育所を指定管理にしようとしている問題を取り上げました。市民にも、保護者にも何の説明もなく、合意もなく一方的な進め方に強く抗議しました。後で他の議員から「怒ってたねえ」と声をかけられました。ちょっと、エキサイトしたようです。

 そのほか、保育所の苦情処理の問題や「みなし寡婦控除」の問題なども取り上げました。

 詳しくは、あらためて報告します。

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