2015年6月17日水曜日

広域紋別病院が新しくなりました

 4月20日に外来診療を開始した新しい広域紋別病院。まもなく2か月を迎え、様子をうかがってきました。

 

エントランスホール

エントランスホールは2階まで吹き抜けです

医局。ゆったりと落ち着いた感じのスペースです

特別室。4階と5階の角部屋で、海も山も見える最高の眺望です

    4床の病室が18室。個室が24室。2床の病室が26室。

     ナースステーションも広々として、働きやすい環境です

             リハビリテーション室

 駐車場にある歩道との段差。この段差につまずく人がいるとのことで、近々改修する予定とか。実際、稼働してみると想定外のことが起こるものです。

 もちろん、慣れないことでいろいろな課題があるようですが、総じて順調にいっているとのこと。

 とは言え、病院の抱える課題は多いのも事実です。常勤医が13名と、やはり厳しい状況は続いています。それを支える看護師の不足も同じです。

 それに加え、お隣の遠軽厚生病院の産婦人科では、産科の医師がこの10月から3名から1名となり、分娩ができなくなる可能性も出てきているのです。

 遠紋地域でお産ができない状況が生まれかねない事態です。

 一地方の努力ではどうしようもない現状が続いています。国として抜本的な対策が必要です。

 しかし、そんなことはお構いなしに、ひたすら医療費削減のために病床数を減らすことばかりです。

 建物は新しくなっても、地域医療の不安は解決しません。

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