2013年6月13日木曜日

福祉ショップかもめ

 久しぶりに「福祉ショップかもめ」にお邪魔しました。

 この店は、4月24日に「オホーツク氷紋の駅」内にオープンしたばかり。

 その名の通り、紋別市内の障害者が通う地域活動支援センターでの手作り品を展示販売する店です。
 「西紋地域活動支援センターつばさの会」「仲良し共同作業所」「いきいき陶芸会」の3団体が共同で運営委員会をつくって運営しています。

 これまでも各作業所では、思い思いに手芸や陶芸、木工品などを手作りしてきましたが、販売するといってもフリーマーケットやイベントなどに限られていました。

 今度はこの店で、作品を展示し、多くの市民に見てもらえます。

 そして、売ることもできるようになりました。

 障害者のみなさんにとって、大きな励みです。

 かつてパン屋さんが入っていたスペースで、明るい雰囲気に
内装も整えられ、棚には、刺しゅう入りのタオルや靴下などの縫い物、カップや皿などの陶芸品が所狭しと並んでいます。

 私もかつて、福祉の店ができないかと、道内の先進事例を見て回ったことがあり、議会でも取り上げたことがありました。

 その中でも、網走市の福祉の店が印象に残っています。

 ここでは、網走市で実施している古着のリサイクルを活用し、その古着を障害者施設で洗濯し、販売しているのです。なかなかの利益になるようです。さらに、軽食コーナーもありました。

 こんな取り組みも生かせればいいですね。

 今回「福祉ショップかもめ」にお邪魔して知ったのですが、近日より喫茶コーナーを開始するとのことです。

 ソフトクリームとコーヒーなどを提供する予定です。これも楽しみです。

 この日も、支援センターに通う障害者が会計を担当していました。

 「とても楽しいです。緊張もしますが、一生懸命やっています。」と、本当に明るい笑顔で話してくれました。

 この店は、紋別市が年間のテナント料96万円を補助する形で実現しました。

 そしてこの店が、障害者の社会参加の大きな力になることを期待したいと思います。

 ぜひ、みなさんも立ち寄ってみてください。

 ささやかでも、一生懸命手作りした作品・商品を手に取ってみてください。

 頑張っている障害者に、エールを送ってください。

 私もこの日、ティッシュカバーを購入しました。

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