久しぶりに「福祉ショップかもめ」にお邪魔しました。
この店は、4月24日に「オホーツク氷紋の駅」内にオープンしたばかり。
その名の通り、紋別市内の障害者が通う地域活動支援センターでの手作り品を展示販売する店です。
「西紋地域活動支援センターつばさの会」「仲良し共同作業所」「いきいき陶芸会」の3団体が共同で運営委員会をつくって運営しています。
これまでも各作業所では、思い思いに手芸や陶芸、木工品などを手作りしてきましたが、販売するといってもフリーマーケットやイベントなどに限られていました。
今度はこの店で、作品を展示し、多くの市民に見てもらえます。
そして、売ることもできるようになりました。
障害者のみなさんにとって、大きな励みです。
かつてパン屋さんが入っていたスペースで、明るい雰囲気に
内装も整えられ、棚には、刺しゅう入りのタオルや靴下などの縫い物、カップや皿などの陶芸品が所狭しと並んでいます。
私もかつて、福祉の店ができないかと、道内の先進事例を見て回ったことがあり、議会でも取り上げたことがありました。
その中でも、網走市の福祉の店が印象に残っています。
ここでは、網走市で実施している古着のリサイクルを活用し、その古着を障害者施設で洗濯し、販売しているのです。なかなかの利益になるようです。さらに、軽食コーナーもありました。
こんな取り組みも生かせればいいですね。
今回「福祉ショップかもめ」にお邪魔して知ったのですが、近日より喫茶コーナーを開始するとのことです。
ソフトクリームとコーヒーなどを提供する予定です。これも楽しみです。
この日も、支援センターに通う障害者が会計を担当していました。
「とても楽しいです。緊張もしますが、一生懸命やっています。」と、本当に明るい笑顔で話してくれました。
この店は、紋別市が年間のテナント料96万円を補助する形で実現しました。
そしてこの店が、障害者の社会参加の大きな力になることを期待したいと思います。
ぜひ、みなさんも立ち寄ってみてください。
ささやかでも、一生懸命手作りした作品・商品を手に取ってみてください。
頑張っている障害者に、エールを送ってください。
私もこの日、ティッシュカバーを購入しました。
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