2013年6月7日金曜日

新しい勤医協中央病院を見学して


 道交渉を終えて、その足で、この5月1日に新築オープンした

勤医協中央病院に向かいました。


 広域紋別病院の建設事業も本格化しています。いよいよ実

施設計の段階であり、建設業者の入札も間近です。図面だけ

ではなく、最新の実際の病院を、この目で見てみたい。この思

いで出かけました。

 村口事務長、松田副事務長じきじきに案内をしていただきま

した。450床と紋別の150床と比べると規模は大きく違います

が、高い医療水準と快適に過ごせる空間を作ることは同じで

す。それにしても、患者さんの目線に立った環境、徹底して院

内感染を防ぐ衛生対策、医師やスタッフの働きやすい動線の

確保、そして開放的で明るい院内。それぞれに、現場の声と現

場の工夫があちこちに生かされていました。あらためて、今の

病院って、こんなにも進んでいるのか、と大いに認識が変わり

ました。

 最新のがん放射線療法が行えるリニアック(高精度放射線治

療システム)も拝見することができました。これまでの外科療法

や化学療法に加え、これでがん治療を一貫して行える体制を

整えることができたと言います。6階には落ち着いスピス

アセンターも整備され、がん患者への精神的ケアも行ってお

り、総合的ながん療が勤医協中央病院の大きな特徴となっ

ていました。

 見学は実に3時間近くにも及びました。話は尽きません。紋

の地域医療の現状についても、詳しく意見交換できました。

別の病院づくりにも生かすべき内容がたくさんあったと思い

す。忙しい中、対応していただき感謝感謝です。

 紋別行の最終のバスに何とか間に合った旅となりました。

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