道交渉を終えて、その足で、この5月1日に新築オープンした
勤医協中央病院に向かいました。
施設計の段階であり、建設業者の入札も間近です。図面だけ
ではなく、最新の実際の病院を、この目で見てみたい。この思
いで出かけました。
村口事務長、松田副事務長じきじきに案内をしていただきま
した。450床と紋別の150床と比べると規模は大きく違います
が、高い医療水準と快適に過ごせる空間を作ることは同じで
す。それにしても、患者さんの目線に立った環境、徹底して院
内感染を防ぐ衛生対策、医師やスタッフの働きやすい動線の
確保、そして開放的で明るい院内。それぞれに、現場の声と現
場の工夫があちこちに生かされていました。あらためて、今の
病院って、こんなにも進んでいるのか、と大いに認識が変わり
ました。
最新のがん放射線療法が行えるリニアック(高精度放射線治
療システム)も拝見することができました。これまでの外科療法
や化学療法に加え、これでがん治療を一貫して行える体制を
整えることができたと言います。6階には落ち着いホスピスケ
アセンターも整備され、がん患者への精神的ケアも行ってお
り、総合的ながん医療が勤医協中央病院の大きな特徴となっ
ていました。
見学は実に3時間近くにも及びました。話は尽きません。紋
別の地域医療の現状についても、詳しく意見交換できました。
紋別の病院づくりにも生かすべき内容がたくさんあったと思い
ます。忙しい中、対応していただき感謝感謝です。
紋別行の最終のバスに何とか間に合った旅となりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿