でも、ただのパン屋さんではありません。働いているのは、多くが障害者です。
ここは、障害者の就労を支援する「NPO法人ワークサポートフレンズ」が運営する「就労継続B型」の施設でもあるのです。
もともとは、トマト栽培とトマトジュースの生産、販売が中心でしたが、作業の規模を拡大し、いまでは町内唯一のパン屋さんです。
私は、かつてトマト栽培の時代にもお邪魔し、見学させてもらったことがあります。
それが、いつしかおしゃれなパン屋さんも併設されたと聞き、いつかパン屋さんも見学したいな、と思っていたのです。
突然の訪問でしたが、代表の亀海聡さんにお会いでき、お話しをうかがえたのはラッキーでした。
冬の時期の作業のために、パンの製造に挑戦。職人さんも招いて、パン作りの技術も習得。比布町の協力も得て、共生型の申請を行い、補助事業として建物を建設。昨年の3月にオープンしました。
店内には数多くのパンが並びます。
2階はパンを食べられるテラス。扉を開けると広間があります。
この広間で、お年寄りのつどいや料理教室、フリーマーケットなどを行っていると言います。地域の交流の場です。
この日も、多くの客さんでにぎわっていました。
私たちも、焼き立てのパンを購入しました。どれもおいしいのですが、私が気に入ったのは「塩パン」ですね。塩のあっさりと、そしてバターの風味が相まって、やめられなくなる味です。
それにしても、亀海さんの話を聞いて、その行動力と情熱には関心させられます。刺激的で楽しいひとときでした。
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