さて、あっという間に駆け抜けた衆議院選挙が終わって、早1か月がたとうとしています。
選挙の結果は残念でしたが、それでも新しい「市民と野党の共闘」という路線は、一定の成果を上げ、大きな流れをつくったと思います。
安倍一強に勝るのは、これしかない、とも思います。
それにしても、畠山和也さんの議席を落としたのは残念の極みです。
国会で、共産党の農林委員として身を挺してTPP反対の論陣を張り続けてきました。
紋別にも何度も足を運んでくれました。
投票日にも直接電話がありました。「選挙期間中、紋別に行けなくて申し訳ない。みなさんにもよろしく伝えてください」と。
その声はさすがに少しかすれていました。
この悔しさを次の選挙で晴らす。まさに「捲土重来」です。
希望の党の誕生、民進党の分裂、立憲民主党の登場など、難しい選挙戦でしたが、小選挙区12区でたたかった菅原まこと候補の奮闘ぶりは、頼もしく、そしてたくましさを感じました。
初の「野党統一候補」として、日本一広い12区を駆け抜けました。得票も、過去最高でした。でも、課題もたくさんありますよね。
今回の選挙に関して多くの著名人が「しんぶん赤旗」にコメントを寄せています。どれも心に沁みるものです。
志位委員長は選挙後の会見で「市民と野党との共闘で『共闘の絆』『連帯の絆』がたくさんつくられた。この絆と新しい友人が、私は今度の選挙で得た最大の財産だと考えている」と述べています。
その友人たちのコメントからいくつか
「無念の思いで候補者を取り下げ、『見返りは民主主義だ』と言い切る共産党の勇気ある決断があった。ブレない共産党を心強く思います」(中野晃・上智大教授)
「共闘を最前線で引っ張りぶれないし、いつもポジティブだし、そこが好き。今回、前よりも共産党を好きになりました」(シンガーソングライター・五島良子)
「共産党はまるで困った人のために自分の顔を分けてあげちゃう正義の味方・アンパンマンのようだと、本当に思いました」(俳優・毬谷友子)
「共産党自信、議席を減らしたことは残念だが、『共同』を支えた力強い誠実な活動は多くの市民が評価している」(広瀬清吾・東京大学名誉教授)
「今回は立候補取り下げで野党共闘を成し遂げた共産党の『やせ我慢』に一票を投じました」(内田樹・神戸女学院大学名誉教授)
「畠山和也さんの議席を失ったのは本当に残念でなりません。でも共産党への信頼度は今回のたたかいでぐんと増えました」(川原茂雄・札幌学院大学教授)
そして、作家の笙野頼子さんはこう言いますーー「安倍政権が一番恐れているのは、共産党の献身です」と。
さあ、あたらしいたたかいはここからです。
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