2020年7月18日土曜日

「NPO法人サロベツ・エコ・ネットワーク」を訪ねて

 続いて訪れたのは豊富町にある「NPO法人サロベツ・エコ・ネットワーク」です。

 日本海にのぞむ日本最大の高層湿原でラムサール条約にも登録されているサロベツ湿原の自然保護に取り組んでいる団体です。

 そして、利尻礼文サロベツ国立公園サロベツ湿原センターの管理運営も担っています。

 同時に、全道のラムサール登録湿地ネットワークの事務局を務めています。

 
サロベツ湿原センター


私も「紋別市のコムケ湖をラムサールに」と議会などで訴えてきましたが、なかなか実現には至りません。


 どうも産業界の理解が得られない状況のようなのです。

 そこであらためて、自然保護とラムサールとの関係や産業とのかかわり、今後の運動の進め方などについて学ぼうとやって来たのです。

 多くのスタッフに迎えられ少々緊張しましたが、話は熱のこもったものになりました。


 具体的なアドバイスなどもいただき、大いに参考になりました。

 それにしても、自然保護に関する熱量には圧倒されっぱなしです。

 こういう熱いスタッフに支えられて、この豊かな自然は守られているんだな、としみじみ感じました。

 

 サロベツ湿原は初夏の装いでまぶしいばかりです。

 遠く利尻岳を望み、ノハナショウブが風に揺れています。

 コムケ湖に思いをはせながら、後世に引き継ぐ風景の大切さをあらためて感じました。


 

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