2013年12月25日水曜日

紋別総合廃棄物処理センターを見てきました

 先日、株式会社リテックが経営する産業廃棄物を対象にした「紋別廃棄物総合処理センター」を見てきました。

 日頃から監視活動を続けている市民グループの方から案内を受けて、私も見学会に参加をさせていただきました。

 一昨年に操業を開始したばかりの時に視察をして以来の訪問となりました。

 センターの方々の説明を受けながら、一つ一つ施設を見て回りました。




 まずは、生物処理施設。海産物などの残渣をたい肥化する施設です。といっても、減容が目的の施設です。土壌菌によって分解され、熱を持って湯気が上がっていました。確かに、臭いが気になります。この処理センターのふもとの住民からも、臭いが気になるといった声も聞こえてきています。




 これが、安定・管理型最終処分場です。遠くは、音威子府村からも搬入があるといいます。



 

浸出水処理施設と調整池です。雪解け時期には水が増えるそうです。

 今回の見学会には、6人が参加しました。その中には、廃棄物処分場問題全国ネットワークの藤原寿和さんの姿もありました。



 源流の水を採取し、水質の監視も続けています。
 
 この廃棄物処分場の建設計画が浮上してから、住民のみなさんと一緒に、会社側(リテック)との協議、説明会を繰り返し実施してきました。また私自身、リテックの社長とは安全問題で幾度も意見交換をしてきました。議会の場でも、安全確保について市の取り組みの強化を求めてきました。何よりも、周辺住民の安全の確保が最優先です。

 これからも、住民による監視が必要です。今回のような活動をこれからも続けようと、話し合っています。


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